嵐・二宮和也、「読書」が苦手な理由は文字を読んでも「立体的にできない」

　嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』（bayfm）。10月29日放送回は、二宮が秘密組織・テントのメンバーであるノコル役として出演した日曜劇場『VIVANT』（TBS系）の裏話について語る一幕があった。

　この日は、『VIVANT』の文庫本を『VIVANT』のサントラを聞きながら読んだというリスナーからのメールを紹介。実は二宮、以前も本番組で、もともとは『VIVANT』の最終回の結末が自身の台本とは違ったことを明かしていたが、ノベライズされた内容について「どういう流れになってるんですかね？　その文庫本自体は」と気になる様子。

　二宮が結末が違うと知ったのはオンエア時だったといい、どのタイミングで内容が変更になったのか、またそれがノベライズ版にも反映されているのかなど、「不思議ですよね……」とつぶやいていた。

　そんな二宮自身は読書が苦手で、文字を読んでも「立体的にできない」と告白。台本も自身が出演していないところは「オンエアを見て『あ、そうなんだ』って気づくことがめちゃくちゃありますもんね」と、『VIVANT』に関しては出演していない1～5話は台本すら読んでいなかったため、オンエアを純粋に楽しんでいたよう。さらに、6話以降も自分の出演シーンしか読んでいなかったため、オンエアで「こんなふうになってたんだ」と確認したとか。

　ノコルについては「めちゃくちゃピュア」と評し、相手を騙したりすることがないため、引っ掛けやミスリードを張ることもなく、いわゆる“含みを持たせた演技”は「しなくてよかった」と明かし、「『パパが好きです』っていうことだけでいい役だったんで。（視聴者から父親を）『裏切るんじゃないか』って言われたときに、『え……？　こんなにパパが好きだってしか言ってない男珍しいぞ』と思いながら」「見てる方たちが難解にしてくれるんで、それは作品の力があったんだなと思いますね」と苦笑いしていた。なお、ドラマのプロデューサーにもノコルの役柄は「シンプルです」と言われていたそうだ。

　この日の放送にネット上のリスナーからは、「パパが大好きしかないノコルくん、可愛かった」「ノコルはピュアでパパが大好きなだけの人。確かに」「ノコル様エピ聞けてうれしかった！」などの声が集まっていた。