サイゾーウーマン芸能お笑い芸人『笑ってはいけない』復活不可能? 芸能 もう大みそかの話…… 『笑ってはいけない』復活は不可能か――松本人志らのモチベーション下げた“日テレの驕り”とは? 2023/10/24 12:25 サイゾーウーマン編集部 芸能ウラ情報 大みそかは笑っていたい?(C)サイゾーウーマン 日本テレビは10月23日に行った定例会見で、2020年まで大みそかの恒例特番となっていたバラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズについて、今年は「編成中」とコメント。しかし、会見前に「日刊スポーツ」が「3年連続見送り」と報じ、業界関係者も「やはり今年も『笑ってはいけない』の復活はない」(芸能ライター)と記事内容に納得しているようだ。 『笑ってはいけない』はもともとダウンタウン・松本人志と浜田雅功を中心とした同局バラエティ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の罰ゲームコーナーだったが、視聴者の間で爆発的な人気を博し、シリーズ化。2006年の「絶対に笑ってはいけない警察24時」以降、日テレの大みそか特番として定着していた。 しかし、20年の「絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!」を最後に、『笑ってはいけない』シリーズの放送は見送られている。21年と22年はナインティナインなど人気芸人を複数起用した『笑って年越したい!!笑う大晦日』シリーズがオンエアされた。 「ネット上には『笑ってはいけない』シリーズの復活を望む声が多く、『今年はどうなる?』と注目されていました。そんな中、日テレは今月23日に定例会見を行い、同局取締役専務執行役員・福田博之氏が大みそかの番組に関して『年末年始も含めまして、今、編成作業しているところ』とし、『笑ってはいけない』シリーズについては『もちろんチャンスがあればやりたい』ともコメントしたそうですが、『日刊スポーツ』によると同シリーズは『今年も放送を見送ることが決まっている』といいます」(同) とはいえ、『笑ってはいけない』シリーズは明確に“今回が最終回”とアナウンスされたわけではない。それでも“見送り”が続いているのは、一体なぜなのか。 「かねてから伝えられているように、番組内容の詳細が正式発表前にすっぱ抜かれ、出演者のモチベーションダウンを招いたのが最大の原因。特に20年末の放送では、当時、不倫スキャンダルによって活動を休止していたアンジャッシュ・渡部建がサプライズ登場する予定でしたが、一部メディアによってスクープされ、出演者の中でも松本が特にこれを問題視。すでに収録済みだったという渡部の出演シーンはすべてカットされました。このすっぱ抜きが、翌年からの放送見送りを決定づけたのだとか」(同) 『笑ってはいけない』シリーズは、『紅白』と唯一互角に戦える番組だった 一方、日テレは「笑ってはいけない」シリーズの復活を熱望しているという。その理由は無論、同シリーズが高視聴率を稼ぐ超人気コンテンツだからだ。大みそかに放送されるようになって以降の“最高成績”は、13年の「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」で、第1部(午後6時30分~9時)の世帯平均視聴率は19.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録している。 「渡部が出演できなかった20年の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!!』も第1部で17.6%を叩き出していました。この高視聴率とあって、大みそかのテレビは同シリーズと『NHK紅白歌合戦』の一騎打ちという構図ができていたんです」(同) 『紅白』と唯一互角に戦える『笑ってはいけない』シリーズは、日テレにとっても大事な番組だったはずだが、局側の姿勢も出演者のモチベーションを下げる一因になっていたようだ。 「配信やDVDの売り上げも好調だっただけに、日テレとしては“あと10年は続けたい”と考えていたようですが、その一方で、局側が同シリーズを“放送して当然”という驕りが出てしまったことも、レギュラー陣の士気を下げていたといいます。つまり、もともと“確執”が生じていた中、渡部の件がトドメになったわけです。日テレによると、今年はまだ『編成中』だそうですが、スポーツ紙に『見送り』とすっぱ抜かれてしまい、松本らの説得をするどころではない状況。結局、日テレは今年も『笑ってはいけない』シリーズは諦め、芸人勢が多数出演するお笑い番組を放送するしかないのでしょう」(同) もはや『笑ってはいけない』シリーズは、「復活不可能」(同)という声もあるが、日テレはいつまで「今年こそは」と叶わぬ夢にすがっていくのだろうか。 次のページ 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズ視聴率ランキング 12次のページ 関連記事 日テレ『笑う大晦日』、『笑ってはいけない』視聴率の「半分にも及ばず」! 「高畑充希がかわいそう」の声も佐野史郎『笑ってはいけない』で骨折、TOKIO・城島『DASH』で腰椎にヒビ、「全身やけど」の芸人も! ロケで負傷したタレント『笑ってはいけない』放送休止の決定打は、アンジャッシュ・渡部建の“出演情報漏れ”!? 「来年以降は白紙」との情報もTKO・木下隆之、『笑ってはいけない』から出演オファー!? 宮迫博之の「二番煎じ」発言の裏で「浮足立った様子」 『笑ってはいけない』関係者、松本人志の“暴挙”を暴露! 「出てほしくないゲスト」の名も