元キンプリ3人の「Number_i」を否定! TBSのドラマプロデューサーの投稿に批判続出
元King&Prince(以下、キンプリ)の岸優太が滝沢秀明氏のアーティスト会社「TOBE」に合流し、神宮寺勇太、平野紫耀とともに新グループ「Number_i」(ナンバーアイ)として活動していくことが明らかになった。発表当日、TBSのドラマプロデューサー・植田博樹氏が自身のX(旧Twitter)で彼らに否定的な見解を示し、ファンから批判が続出している。
岸、神宮寺、平野は5月22日をもってキンプリを脱退。同日付でジャニーズ事務所(10月17日付で「SMILE-UP.」に社名変更)を離れた神宮寺と平野は7月7日に「TOBE」入りを表明し、2人名義のファンクラブも開設した。
一方の岸は9月30日でジャニーズ事務所を退所。10月15日には「TOBE」の公式YouTubeで行われた「緊急生配信」に登場し、3人でのユニット結成を報告。岸が加わったことにより、神宮寺・平野のファンクラブは「Number_i」のファンクラブに切り替わった。
これにより、高橋海人、永瀬廉の2人体制で活動を継続中のキンプリとNumber_iにメンバーが分かれる形となり、多くのファンが衝撃に包まれた。
そんな中、TBSの植田氏は15日午後8時台に「まあ、人それぞれ、としか言いようがない。是非もない。ただ、俺はレンカイ担。そこは不変」(原文ママ、以下同)とポスト。「レンカイ担」は永瀬&高橋のファンを指す言葉であり、要は「TOBE」に移った3人ではなく、事務所に残った2人を応援するという意味なのだろう。
さらには「人って、道を踏み外すと顔つき変わる。元仲間が困っている時に、背中から斬りつける真似は、僕は好きじゃない」と投稿。これに対し、ファンから「双方に失礼」との返信が寄せられると、「タイミングは他にあっただろうと、僕個人は思いますけどね。他の方法もあった。自由はあるが、配慮のかけらも無かったよね。まあ、それは個人的意見で、彼らの幸せを祈ります。触れることはないですよ」と、独自の主張を展開した。
植田氏は、永瀬と女優・広瀬すずが共演した今年1月期の連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)のプロデューサーを務めた人物。放送時はXで「#すずれん劇場さいこおっ」と、オリジナルのハッシュタグをつけて作品を宣伝したものの、一部永瀬ファンから「タグが気持ち悪い」「不快すぎる」と手厳しい意見が噴出したことも(当該ツイートは後に削除)。
また、ジャニーズタレントとの関係性で言うと、大の“木村拓哉好き”で知られているという。
「これまで、植田氏は木村主演『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(2000年1月期)や『GOOD LUCK!!』(03年1月期)『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(13年10月期)などのTBSドラマを手掛け、すっかり木村に傾倒。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による『新しい地図』サイドを批判するファンのつぶやきに『いいね』を押したりと、露骨な“木村贔屓”ぶりは、一部SMAPファンからも注視されています。今、ジャニーズは創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題を受けて世間の風当たりが強い状況ですが、特にマスコミの報道が加熱したここ数カ月は、Xでジャニーズ擁護を繰り返しています。有名プロデューサーのSNSとあって、『TBSはこのアカウントを放置し続けるのか』と疑問の声が漏れることも少なくありません」(ジャニーズに詳しい記者)
「レンカイ担」投稿のドラマP、ファンから大ひんしゅく
前述の「レンカイ担」発言について、永瀬のファンらは「仕事で廉くんと関わった植田さんが『レンカイ担』と言ってくださってうれしいです」「私もレンカイ担です。いつも温かいお言葉をありがとうございます」と感謝のリプライ(返信)を送っているものの、“TBS局員が退所組を非難した”と受け止めた人も少なくないのだろう。
植田氏のXのプロフィール欄には「あくまでも、すべて自分の私見です」と書かれているが、「TBSの人間が事務所辞めたことを『道を踏み外す』と表現するのは全く理解ができない」「TBSのプロデューサーがSNSでこれだけ露骨な発言をしているのだから、現場は“ジャニーズ忖度”が蔓延しているんだろうな」「3人は新しい道を進んで行こうとしてるだけ。TBS局員が『背中から斬りつける真似』とか言うのは違うと思う」と、大ひんしゅくを買っている。
「また、『「元仲間が困っている時に~」って、レンカイから「助けてください」って相談されたの? 困っているというのは勝手な臆測でしょ?』『植田氏に「俺はレンカイ担」と書かれて一番迷惑なのは、永瀬くんと高橋くんなのでは?』といった声も。永瀬は岸、神宮寺、平野の脱退後に放送されたラジオ番組『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送、5月24日放送)内で、『本当に3人の人生を応援しているし、どういうことをするにしろ、俺はずっと3人の味方でいたいなって思います』とエールを送っていましたから」(同)
ちなみに、植田氏も7月8日には「事務所に残ることが叩かれる理由は存在するわけはないし、独立して歩まれる方にもエールを贈る永瀬廉君には、敬意しかないよね。離れていても仲間なんだと、彼の方はメッセージしている。そしてそのファンにも心遣いしているそれは、僕が見てきた永瀬廉という、素敵な男の真の姿だよ」と、元メンバーの背中を押す永瀬の姿勢をベタ褒めしていた。
しかし現在は、こうした永瀬の思いに反するかのように、「配慮のかけらも無かった」などと3人をバッシング。
「なお、植田氏は16日午前1時台に『まあ、人はそれぞれとしか言いようがない。是非もない。お気を悪くされた方にはお詫びします』と謝罪してますが、問題になった一連のポストは削除されず残ったままです(17日午前9時現在)。そんな植田氏とは対照的に『Number_i』メンバーに温かい言葉を送っているのが、放送作家の町田裕章氏。岸がジャニーズ退所前までレギュラー出演し、9月28日に最終回を迎えた『VS魂 グラデーション』(フジテレビ系)を担当していた同氏は、『Number_i』結成発表後のタイミングで、Xにて『岸くん、引き続き応援したい!』と発信しました」(同)
前述のラジオで、脱退した3人のことを「いつまでたってもこれからもずっと大切なメンバーです」と語っていた永瀬は、今回の植田氏の投稿に対し、いったい何を思うのだろうか……。