ジャニーズ退所報道の松村北斗、「SixTONESで韓国に」――ブログでグループの夢つづり、ファン安堵
SixTONES・松村北斗が、10月4日にジャニーズ事務所公式モバイルサイト・Johnny’s webの連載「北斗學園」を更新。仕事で韓国を訪れていることを明かす中、グループとしての目標を掲げた。一部メディアが松村の退所やSixTONESの事務所移籍説を報じたタイミングだけに、ネット上のファンは安堵しているようだ。
創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題の影響で、実質的な解体の道を辿ることになったジャニーズ事務所。今月2日に行った記者会見では、今年10月17日付で「SMILE-UP.」に名称を変更し、被害者の補償業務のみを行っていくことや、新たに会社を立ち上げることを報告。希望するタレントやグループと個別に契約を結ぶエージェント会社で、社名はファンクラブで公募するという。
なお、会見後には元V6・岡田准一が今年11月30日をもって事務所を退所すると発表。事務所コーポレートサイトに掲載されたコメントによると、今回の決断はジャニー氏の性加害問題に起因しているといい、「今後につきましては、芸能事務所を設立し、活動してまいります」(原文ママ、以下同)と明かした。
エージェント会社の設立を受けて、岡田と同様の形で事務所を離れるタレントも出てくるのではないかと、所属タレントたちの動向に注目が集まる中、今月5日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、木村拓哉やKAT-TUN・亀梨和也らの名前を挙げながら、“退所ドミノ”が起こる可能性を指摘。スポーツ紙記者はSixTONESに関して「グループ全員での退所が噂されています」とコメントしている。
「特に松村の場合、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(21年後期)での好演もあり、『俳優としての活動も見込める』と説明し、グループとしては滝沢秀明氏のアーティスト会社『TOBE』への移籍もうわさされているとのこと。グループでの退所・移籍説に加えて、松村を名指しする一文があったため、SixTONESを脱退してしまうのではないかと、ファンは不安に陥ったようです」(ジャニーズに詳しい記者)
ジャニーズ退所説の松村北斗、SixTONESでの“夢”つづる
本誌発売に先駆け、有料版の「週刊文春 電子版」で内容を確認した一部X(旧Twitter)アカウントが、4日午後12時台に当該部分のスクリーンショットをアップしたことで、SixTONESの退所や移籍説がSNS上で広まっていったが、一方、当人はその頃、4日に韓国・釜山で始まった「第28回釜山国際映画祭」のオープニングレッドカーペットイベントに登場。13日に全国公開を控える出演映画『キリエのうた』で主演したアイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督とともに、開幕式に参加していたという。
「4日午後8時更新のブログ『北斗學園』では、韓国と日本の気候が似ているとつづったり、現地の雰囲気を楽しんでいる様子が伝わってきました。加えて、『SixTONESで韓国とかにライブで来てみたくなってくる』と意欲を示し、その流れから『アジアツアーとかでいくつか周ってみたい』という願望を打ち明けていました」(同)
松村が自身をめぐる報道を把握していたのかはどうかはわからないが、このタイミングでSixTONESとしての夢をつづっただけに、ネット上のファンは報道を暗に否定したととらえ、安心したようだ。
「『文春』の件で不安になっていたけど、『北斗學園』を見てめちゃめちゃ安心したら涙が出てきた」「SixTONESや北斗の移籍説とかが飛び交っている中で、今日の『北斗學園』を読んだらグッときちゃった。SixTONESを信じて、ずっとついていく」「韓国にいてもSixTONESのことを考えちゃう北斗のグループ愛、最高」「こんなに安心させてくれるブログはない。北斗くん、ありがとう」などと、歓喜する声が続出していた。
なお、SixTONESは今年8月30日にシングル「CREAK」をリリースしており、11月1日にはライブDVD&Blu-ray『慣声の法則 in DOME』を発売予定。現時点で、21年から毎年1月にリリースしているアルバムの制作や、それを引っ提げて行うコンサートツアーの発表はないが、うれしい知らせを心待ちにしている人は多はず。
今後も6人の活動が続いていくことをファンと共に祈りたい。