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山田涼介、映画興行収入ランキングベスト10! 最新作『BAD LANDS バッド・ランズ』は苦戦

2023/10/08 15:00
サイゾーウーマン編集部
Hey!Say!JUMP・山田涼介の画像より
ダークな役柄のほうが人気の山田涼介(写真:サイゾーウーマン)

 安藤サクラとHey!Say!JUMP・山田涼介がメインキャストを務める映画『BAD LANDS バッド・ランズ』が9月29日に公開。全国340館の大規模上映だったが、9月29日~10月1日の「国内映画ランキング」(興行通信社提供)では初登場5位を記録。マスコミ関係者の間では「なかなかに厳しいスタート」と話題になっている。

 同映画は、安藤演じる橋岡煉梨(ネリ)と、山田演じる弟の矢代穣が特殊詐欺によって3億円を手にしたことから、さまざまな巨悪に狙われるというクライムサスペンス。直木賞作家・黒川博行氏の小説『勁草』(徳間書店)の実写化で、『関ヶ原』(2017年)『ヘルドッグス』(22年)などで知られる原田眞人氏が監督・脚本・プロデュースを務めている。

「公開日前後には安藤や山田、原田監督が積極的にメディアで番宣をしていたものの、1週目の数字は思ったようには伸びていない状態で、かなりの苦戦を強いられています。ただ、ネット上では鑑賞者から『キャラが作り出す世界観に引き込まれた』『キャスティングが絶妙』『ところどころに張り巡らされた伏線が面白かった』と絶賛のコメントが寄せられているので、今後の伸びしろは十分あるといえるでしょう」(エンタメ記者)

山田涼介、2022年は『大怪獣のあとしまつ』『鋼の錬金術師』が軒並み大コケ

 ちなみに、山田は昨年主演映画が軒並み大コケ。それぞれの興行成績は2月4日公開の『大怪獣のあとしまつ』が4.8億円、5月20日公開の『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が2.8億円、6月24日公開の『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が2.4億円。大規模ロードショーの作品としてはいずれも散々な結果だった。

 その影響か、一部では「山田がメインだとコケるのでは」「作品に恵まれていない」などの声もあり、『BAD LANDS バッド・ランズ』の出だしも“案の定”といったところだろう。

 一方で、今作で山田が演じた特殊詐欺の犯人役は、かつて『グラスホッパー』(15年)で演じた殺し屋・蝉を彷彿させると指摘する声もある。

「デビュー以降、長年“王道アイドル”的存在だった山田ですが、『グラスホッパー』出演を機に『ダークな役どころも演じられる』という理由から、俳優としての評価が上昇。連続殺人犯を父に持つ二重人格者を演じた22年10月期の主演ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)での演技も大好評でした。『BAD LANDS バッド・ランズ』でも、アイドルとしてではなく“俳優・山田涼介”に注目が集まってほしいものです」(同) 

 作品そのものの評価は高い『BAD LANDS バッド・ランズ』。口コミが広がり、じわじわと興行成績を伸ばしてほしい。

山田涼介出演映画、興行収入ランキングベスト10(太字は主演)

1位:『暗殺教室 -卒業編-』(16年3月25日公開)35.1億円

2位:『暗殺教室』(15年3月21日公開)27.7億円

3位:『鋼の錬金術師』(17年12月1日公開)11.1億円

4位:『燃えよ剣』(21年10月15日公開)11.8億円

5位:『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17年9月23日公開)10.9億円

6位:『グラスホッパー』(15年11月7日公開)10.2億円

7位:『大怪獣のあとしまつ』(22年2月4日公開)4.8億円

8位:『記憶屋 あなたを忘れない』(20年1月17日公開)4.6億円

9位:『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』(22年5月20日公開)2.8億円

10位:『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(22年6月24日公開)2.4億円

※一般社団法人日本映画製作者連盟資料、「キネマ旬報」(キネマ旬報社)より



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最終更新:2023/10/08 15:00

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