近藤真彦、東山紀之の新社長就任に沈黙! 「話をさせてもらう時期が来る」発言の真意は?
創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題に対するジャニーズ事務所の対応について、9月19日に行われた神奈川県警大磯警察署の一日署長イベントで「いつかはそういう話をさせてもらう時期が来る」と話した、同社の“元長男坊”近藤真彦。
近藤に対し、古巣への厳しいコメントを期待していた一般人やメディアは多く、この“匂わせ”のような対応には苦言も出ているようだ。「元来、目立ちたがり屋で、取材陣の前でしゃべることが大好き」(テレビ局関係者)という近藤だが、現在、口を閉ざしているのはなぜなのか。
近藤真彦は、性加害問題について語る「最良のタイミングを待っている」
2020年11月、「週刊文春」(文藝春秋)に不倫を報じられた近藤は、翌21年4月にジャニーズを退所。当時、後輩である東山紀之は、自身がメインキャスターを務めていた『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、「退所の仕方に大きな疑問が残る」「すごく薄っぺらく感じる」などと厳しいコメントを残し、双方の確執疑惑も盛んに伝えられた。
「近藤の退所は、不倫の影響による活動自粛中に発表されたもので、誰もが『双方合意の円満退所』とは思えない事態でした。また、当時近藤はデビュー40周年の節目を迎えていて、コンサートなどさまざまな企画が進められていたものの、すべて中止に。その償いもなく、さっさと退所を決めてしまったことから、事務所内部からもあきれる声が出ていたほど。東山のコメントは、そんな組織内の気持ちを代弁するものだと言われていました」(スポーツ紙記者)
退所後は、レーサー兼フリーのタレントとして活動を続けている近藤。たまに記者から質問を受けて、ジャニーズや所属タレントについて語ることもあったが、「なぜ辞めた今でも偉そうにコメントしているのか」などと、SNSでは毎回批判が噴出していた。
「5月19日、大分県庁を訪問した近藤は、メディアの取材に応え、性加害問題について『知ってた、知らないじゃなくて、「もう知ってるでしょ」と。隠し事なしにね、嘘なしに。しっかりと正面を切ってね、正々堂々と話をしてもらえればなと。じゃないと、みなさん納得しない人が多いんじゃないかなと思いますけどね』と発言。このように近藤は、記者から聞かれたことには、なんでも答える……むしろ進んで取材に応じたいタイプなんです。しかし現状、東山の新社長就任や社名変更などについて言及を控えているのは、実は『最良のタイミングを待っている』ためなんです」(前出・テレビ局関係者)
近藤の考える“最良のタイミング”とはいつなのか。
「取材を受ける場は、現在行われている全国ライブツアー『Masahiko Kondo KANREKI DASH「M5K9」LIVE TOUR 2023-2024』の会場が有力視されています。11月には大阪や東京公演も控えているだけに、そこにスポーツ紙の記者を呼び寄せて、古巣の現状について話をするとみられているんです」(同)
近藤真彦、“古巣”ジャニーズ事務所のやり方を踏襲する?
長年、ジャニーズ事務所に所属していた近藤は、取材を受ける際は、「スポーツ紙を最優先することが正しいと信じている」(同)という。
「ジャニーズ事務所は長年、スポーツ紙に対し、事前に情報を提供したり、優先的に取材をさせたりといった“スポーツ紙ファースト”を貫いてきた。このスタンスは9月7日に行われたジャニーズ事務所の会見でも、マスコミ陣から批判されていましたが、近藤は古巣のやり方を踏襲するようです。ジャニーズでは恒例行事のようになっていた『スポーツ6紙による合同インタビュー』という形を取るものとみられます」(同)
しかし、「いつかはそういう話をさせてもらう時期が来る」という“匂わせ”のような発言をした時点で、すでに批判が噴出中の近藤だけに、いざ取材を受けた場合、その内容次第では、またも物議を醸してしまいそうだ。