Aぇ! group、性加害問題でデビュー延期か――佐野晶哉の“イラ立ち”感じさせる発言とは?
関西ジャニーズJr.内グループ・Aぇ! groupの佐野晶哉が、9月16日放送の情報バラエティ番組『あさパラS』(読売テレビ)に出演し、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所に対して「信頼回復」を訴えた。「Aぇ! groupはこの問題が原因で、デビューが延期になったとみられており、メンバーも相当イラ立っているようだ」(スポーツ紙記者)という。
今年6月29日、ニュースサイト「文春オンライン」で、CDデビューに向けた準備が進んでいると伝えられていたAぇ! group。藤島ジュリー景子前社長が目をかけていたといわれるグループのひとつで、ファンもデビュー発表を心待ちにしていた。
「一方、世間ではジャニー氏や事務所への批判が日に日に増していき、7月20日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、パリ五輪の出場権をかけた『ワールドカップバレー2023』(9月16日開幕)でスペシャルサポーターを務めるはずだったAぇ! groupが“外された”と報じました」(同)
その背景には、ある参加国から、大会にジャニーズアイドルが関わることへの抗議があったのだという。
「『文春』報道後、同大会のグッズがオンラインショップで購入できるようになると、大会マスコットキャラクター・バボちゃんのぬいぐるみやキーチェーンのカラーバリエーションが、Aぇ! groupメンバーのイメージカラーと一致していることが明らかに。これに気づいたファンは、ネット上で『スペシャルサポーターはAぇ! groupだったんじゃない?』『やっぱり降ろされたんだ……』と騒然。なお、Aぇ! groupのデビューは、このスペシャルサポーター降板に伴い延期になったとみられています」(同)
Aぇ! group・佐野晶哉「悔しさしかないです」とコメント
こうした状況には、ほかならぬAぇ! groupメンバーがイラ立ちを隠せなくなっている様子だ。
今月16日放送の『あさパラS』に出演した佐野は、ジャニー氏の問題により、所属タレントが出演していたCMが次々と“取り止め”になっている事態について、「この事務所で努力して、デビューしたらこういった華々しいCMができるんやって思って、Aぇgroup5年前に組んで頑張ってるきてんで。今後ジャニーズ事務所所属のタレントは起用しませんって(企業側が)言っちゃってるんで、悔しさしかないですね。早く信頼回復してほしいです」とコメントしていたのだ。
「佐野は穏やかな口調で話していましたが、その内容を見るに、現状に不満を抱えているのは間違いないでしょう。もっともな言い分なので、ファンも『気の毒すぎる』と同情していました」(同)
なお、同7日発売の「文春」には、Jr.を管轄するジャニーズアイランド社長・井ノ原快彦が「こんな状況では誰もデビューさせられない」と話しており、Aぇ! groupメンバーらが事務所への鬱憤を溜めているのでは……というレコード会社社員の証言も掲載されていた。
「ジャニーズの最年長デビュータレントはSnow Man・深澤辰哉で27歳8カ月。Aぇ! groupの最年長メンバー・末澤誠也は現在29歳で、来年は30歳の大台に乗るだけに、デビュー延期に相当焦っているのではないでしょうか。他メンバーも、ファンも、1日も早くデビューできるよう願っていると思います」(同)
しかし今、事務所は窮地に立たされている状態だけに、デビューはいつになるか不透明。ジュリー氏が推していたAぇ! groupだが、この状況での強権発動はまず不可能。ファンも本人たちもデビューは気長に待つしかなさそうだ。