ジュリー氏、「会見直後にハワイ豪遊」報道に辛らつ意見――SMAP解散時には“セレブ女子ツアー”敢行
ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任した藤島ジュリー景子氏。7日に行われた同社の会見では叔父であるジャニー氏の性加害を認め、被害者に深謝した。しかし、そんな同氏について、21日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、会見直後に米ハワイへ飛んだと報道。ネットユーザーからはさまざまな声が上がっている。
被害者への補償に対応するため、「代表取締役」としてジャニーズに留まったジュリー氏。7日の会見で少年隊・東山紀之が新社長に就任したことを報告しつつ、自身の今後に関しては「被害者の方々への補償、救済、そして今所属しているタレント、そして(ジャニーズ)Jr.の皆さんの心のケア以外の業務執行には関わりません」と話していた。
「ジャニーズ事務所が設置した『外部専門家による再発防止特別チーム』は、8月29日に調査報告書を発表。その中で、ジャニー氏の性加害問題の背景には『同族経営の弊害』があると指摘していました。ところが、ジュリー氏は『代表取締役』として事務所に残留。世間からは『何も変わっていない』『東山さんが“お飾り社長”になっただけ』と厳しい視線が向けられています」(ジャニーズに詳しい記者)
ジュリー氏、「ハワイで豪遊」報道に世間はドン引き
そんな中、21日発売の「週刊文春」は、「ジュリー前社長が“涙の会見”直後にハワイで豪遊」(原文ママ、以下同)と題した記事を掲載。同誌によると、ジュリー氏は4時間以上も続いた会見の直後に羽田空港へ向かい、ハワイ州ホノルル行きの飛行機に飛び乗ったという。
その後、現地のトランプタワーを訪れたといい、記事内ではジュリー氏の知人が「実はジュリーさんはここの高層階にコンドミニアムを所有しているのです」「ハワイでは娘とリラックスした時間を過ごし、ショッピングを楽しんだようです」などとコメントしている。
なお、20日には「週刊文春」の電子版が一部の内容を先出しして伝えたため、本誌発売前日の段階で、SNS上でもこのニュースが拡散。「ハワイで豪遊」というキャッチーなタイトルの影響もあり、ネット上で辛らつな意見が続出することに。
「というのも、会見後はA.B.C-Z・河合郁人、TOKIO・城島茂、KAT-TUN・中丸雄一ら、情報番組などに出演しているタレントが矢面に立ち、事務所の対応について言及。河合は涙を流し、悲痛な表情で胸中を語っていました。それだけに、『事務所の危機に旅行なんて』『事務所のスタッフやタレントがあまりにもかわいそう』『タレントは悪くないのに、つらい思いをさせておいて自分は豪遊とかあきれる』『会見直後で注目が集まっていることはわかっていただろうに、旅行しちゃうなんて……』などと、ドン引きする声が上がっています」(同)
ジュリー氏、SMAP解散発表時もハワイ旅行の過去
なお、ジュリー氏は以前にも事務所が重要な局面に差し掛かった際、ハワイ旅行を報じられた過去がある。2016年8月、SMAPの解散が発表された頃、スポーツニッポンのウェブ版記事(同16日配信)は、ジュリー氏が当時の副社長・メリー喜多川氏、歌手・竹内まりや、女優・大地真央とともにハワイ入りし、“セレブ女子ツアー”を敢行中だと報道したのだ。
さらに、15日付の「デイリースポーツonline」の記事でも、「解散発表直前の13日にはジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長(89)と、その娘で藤島ジュリー景子副社長(50)もハワイに旅立ったという情報もある」という記述があった。
そのため、今回の「文春」報道を受けて、「SMAPが解散発表した時期もハワイでバカンスしてたよね」「いいご身分だね」と思い出す人も。
「ちなみに『文春』の取材に対し、ジャニーズ事務所は『ハワイに滞在したことは事実です。買い物にも行きました』と回答し、ジュリー氏のハワイ行きを認めました。しかし、詳細は説明していません」(同)
一部ジャニーズファンからは、「ジュリーさんがハワイに行ったのは、事務所がお世話になってる人たちにあいさつするためじゃない?」「不動産関係の整理のために行ったのでは?」と推測する声や、「ハワイ旅行は前から予定していたのかも。遊んだらダメなわけじゃない」「しばらく対応に追われるんだから、ハワイ旅行くらい許してあげなよ」といった擁護意見も寄せられているが……。
果たして、ジュリー氏がハワイ行きを、あらためて弁明をすることはあるのだろうか?