関西ジャニーズJr.のLil かんさい・嶋崎斗亜、熟練お笑いコンビに圧倒されMCがグダグダに
関西ジャニーズJr.のメンバーが出演し、毎回さまざまなテーマでトークを展開するバラエティー『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)。9月10日放送回では、「ギャロップ-1グランプリ」と題し、関西Jr.による漫才大会を開催。結成16年以上のコンビによるお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』初代王者のギャロップが審査員を務めた。
この日は、Lil かんさいの嶋崎斗亜とAmBitiousの真弓孟之が進行役を務めたが、久しぶりのダブルMCに嶋崎が「こういう回は特別な回が多いですから」と説明すると、真弓も「一人じゃ(手に)負えへんとき」と同意。そしてテーマが発表されると、過去にも番組で同様のタイトルがついた漫才企画を行ってきたことから、Lil かんさい・當間琉巧は「〇〇-1グランプリっていうの、ちょっと怖いんですよ」と不安を口に。
その後、ギャロップがスタジオに登場し、お手本として漫才を披露すると、熟練の完成された話術にすっかり圧倒された嶋崎は、「『THE SECOND』、あらため……あらためまして、よろしく……ありがとうございます。(優勝)おめでとうございます」とぐだぐだになりながら、なんとかあいさつしていた。
そんな今回は、『まいジャニ』レギュラーの7名と、フレッシュJr.の計18名による9組のコンビが自作のネタを披露し、ギャロップの2人は各々、「ネタの構成」「可能性」「表現力」「コンビネーション」「テンポ」を元に1項目10点の50点満点で採点。
なお、真弓から「漫才する上で大切にされていること」を質問されると、ツッコミの毛利大亮は「間とか、お客さんに伝える表現力」、ボケの林健は「元気よさ、声の大きさ」を重視していると回答。一同はこれをヒントに漫才にチャレンジしていった。
トップバッターは、フレッシュJr.の大田蒼空&小尾颯の名前が同じ「そら」コンビ。「2人のコンビ名をつくりたい」というテーマのネタで、ボケの大田が「名前の共通点をとってビッグ&スモールというのはどうでしょうか?」と、“名字”からコンビ名をつけたコンビ名を提案。小尾のほうが身長が高いだけに、「どう考えても俺がビッグで君がスモールやん」とツッコんだ。
すると大田は、一度ステージからはけ、台座を持って登場。そしてその上に立って小尾を見下ろしながら「5年後、わからないから」と一言。小尾が「新たな一面怖っ!」と漏らすというネタを披露した。
漫才初挑戦となった大田&小尾コンビの得点は、林が41点、毛利が21点の合計62点。ただ、おっとりした雰囲気で独特の間を持つ大田を、毛利は「クセになる」「もう1本マジで見たくなる」と大絶賛。林も「可能性は無限にある」とし、特に大田について「漫才師にいないタイプ。包み込むようなほわ~っとした(雰囲気)。なにわの漫才師とはかけ離れてるのがいい」と評価していた。
関西ジャニーズJr.のBoys be・池川侑希弥、「正直」すぎる?
2組目は、Boys beのイケメン担当・池川侑希弥と、フレッシュJr.の北野快浬による「ゆきやがきたの」コンビが登場。冒頭から北野が「端から端までたくさんのお客さんがいますからね」「ざっと見て50万人の方が」とボケ、池川が「『まいジャニ』のセットはな、ドームのベンチくらいの広さやねん」とツッコミ。
すると、北野が突然「そんなことはどうでもいい」と遮って、唐突に「将来、スカイダイビングに挑戦したい」と言い出し、イメージトレーニングをするというネタを展開。その結果、林が40点、毛利が23点の合計63点で暫定トップに。
なお、今回初めて漫才ネタを考えた池川によると、北野の「スカイダイビングをしたい」という実際の夢を盛り込んだ内容になっていたそう。毛利からは、『まいジャニ』のセットに触れ、お客さんに寄せたネタが評価された。ただ、「池川くんは、ほんまに漫才好きなんやろなという感じでしたね」と言われると、池川は「そうですね、見るのも。まっ、やるのはまぁ……好きまではいかないかもしれないですけど……」と素直に回答し、ギャロップの2人は「正直やな~!」と爆笑。
ちなみに、北野&池川コンビが漫才している間、大田&小尾コンビは手を前に組んでステージの端に並んで立っていたため、真弓は「そらたちが怒られてる感じ」と、まるで廊下に立たされている生徒のようだとツッコみ、客席の笑いを誘っていた。
この日の放送に、ネットでは「小尾颯くん、大田蒼空くんのコンビすごい好きだったー!」「漫才初めてにしてはうますぎない?」「快浬くんの初漫才初々しくて可愛かったよ〜」「ほんとに関西のポテンシャルはすごい。一番手の『ソラ』コンビでのネタも笑えたし、池川くんのネタ作り初挑戦も実によかった」といった反応が集まっていた。