嵐・二宮和也、『VIVANT』に「キャリアをすべてぶつけてます」――“激ストイック”な撮影秘話を告白
嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。9月10日放送回は、二宮が出演中の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)について秘話を明かした。
テロ組織・テントの一員であるノコル役で出演している二宮。撮影はモンゴルで行われ、劇中では馬に乗るシーンもあった。
この日、同番組では乗馬クラブで調査補佐をしていたというリスナーから「『VIVANT』での騎乗シーン素敵でしたね」というメールを紹介。
これに二宮は、「格好いいんでしょうね、やっぱり馬に乗れるっていうのは」とコメントしながら、「今も絶賛被ってますよね? 出てるんだろうなぁ、俺はまだ」と、同日に放送されていた『VIVANT』79分スペシャルと裏被りしていることに言及した。
一方、乗馬シーンについては、「馬に乗ってトコトコトコって役所(広司)さんのところに歩いていく。2人で草原巡りみたいな。俺、本当にあのシーンで結局(乗馬クラブに)何カ月か通ったの」と告白。
二宮によれば、そのシーンのために2カ月半の間、乗馬クラブに通ったそうで、「やばくないっすか? めちゃくちゃストイックでしょ? 俺。本当ストイックですよね。激ストイックだな」と自画自賛。「(乗馬シーンが)1話に入ってるんで。そりゃ通わないと。俳優人生として、キャリアをすべてぶつけてますから! この『VIVANT』に!」と宣言し、プロに習った結果、いいシーンが撮れたようで、「報われましたね」と満足そうに話していた。
さらに二宮は、「そこでも思いますよね、どんだけ金掛かってるんだろう、このドラマ」と、乗馬クラブに通う費用もテレビ局が出してくれたと説明。
また、撮影に使った馬は普段から調教されている馬ではなく、モンゴルで暮らす馬だったようで、調教師は二宮が習うよりも前にモンゴルに渡り、どの馬が調教できるか見極めていたとのこと。
なお、ほかの出演陣はラクダに乗るシーンもあるが、二宮は「逆にあれは練習してるのかな? って思いますよ。向こう(モンゴル)に行って乗って、『こんな感じなんですね』くらいしかないのかなと思いながら見てた」と離していた。
最終回は9月17日に放送されるが、「今回も(放送時間を)拡大してるんで、最終回5時間くらいになるんじゃないかな」と冗談を言いつつ「本当にすごいですよね。乗馬だって、それだけのクオリティを残したいってことで、TBSさんの細かいディテールの仕上げ方ってことですよ」とこだわりを熱弁していたのだった。
この日の放送にネット上のリスナーからは、「馬に乗るシーンのために2カ月も練習したんだね」「そういう秘話が聞けるのは本当に貴重だな」「皆さんの陰の努力があってこそ素晴らしい作品ができるんだな」などの声が集まっていた。