Aぇ! groupが出る予定だった? 『W杯バレー』CM、ほいけんたの起用疑問視する声に“反論”も
9月16日に開幕する『FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023』を地上波独占生中継するフジテレビでは、今月、同大会のCMを頻繁に放送しているが、意外なタレントが出演し話題を呼んでいる。
4年に一度行われる同大会は、V6が1995年に大会サポーターおよびテーマソングを務めて以来、ジャニーズ事務所のグループが中継番組を盛り上げることがお決まりに。
しかし、今年はロックバンド・Mrs. GREEN APPLEの楽曲「ANTENNA」が日本代表応援ソングに決定。今月16日の女子開幕戦では、中継に同バンドが出演するという。
「複数の報道によると、今年の大会サポーターには関西ジャニーズJr.内ユニット・Aぇ! groupが内定しており、これに合わせてデビューもする予定だったとか。しかし、故・ジャニー喜多川氏(ジャニーズ事務所前社長)の性加害問題の影響で、『ジャニーズが関わるなら……』と出場を拒否する参加国が現れ、7月上旬にAぇ! groupの起用が立ち消えに。Mrs. GREEN APPLEの『ANTENNA』が大会のための新曲ではなく、7月にリリースされたアルバムの表題曲という点も、水面下での慌ただしさを感じますね」(芸能記者)
ジャニーズの代わり? ほいけんた出演CMへの反応は……
また、同中継番組のCMには、その年の大会サポーターを務めるジャニーズグループが長年出演してきたが、今年は明石家さんまのモノマネで知られ、同局バラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』でブレークしたほいけんたが出演している。
現在放送中のCMは、ほいが歌うT.M.Revolutionのヒット曲「HIGH PRESSURE」(97年)をBGMに、バレーボール選手のプレー映像が流れる内容。終盤では、布施明の代表曲「君は薔薇より美しい」(79年)を歌うほいの表情に切り替わり、サビの最後の「変わった~♪」というフレーズを「くるっく~♪」と鳩の鳴き声のような歌詞に変えて歌っている。
このCMに、ネット上では「ほいけんたのバレーのCM、本当面白すぎる!」と好意的な声が続出。
一方、「バレーのCMにほいけんたを使う意味がわからない」と疑問視する意見も散見され、これに対して「今までジャニーズを起用し続けてた意味もわからんだろ!」と反論するネットユーザーも見られる。
「Aぇ! groupがやるはずだったCMを“ほいに取られた”という見方もできるため、このCMを見るたびにやるせない気持ちになるジャニーズファンも少なくないようです。また、9月7日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、ジャニーズアイランド社長・井ノ原快彦が『こんな状況では誰もデビューさせられない』と言っていると報道。事務所の状況が落ち着くまで、Aぇ! groupのデビューは先送りとなりそうです」(同)
とはいえ、メンバーの正門良規が10月から情報番組『サタデープラス』(TBS系)の新MCに抜てきされるほか、来月開催の大型野外ライブイベント『イナズマロック フェス 2023』への出演が決定するなど、活躍の幅を広げているAぇ! group。今回はほいにCMを譲ることとなったが、新規ファンは今後も増え続けそうだ。