Snow Man、新曲が初日60万枚突破のウラで……目黒蓮主演ドラマに“枠最低視聴率”の可能性
Snow Manのニューシングル「Dangerholic」が、9月5日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で初登場1位に輝いた。売り上げ枚数は66万4,601枚で、いきなりハーフミリオン(50万枚)を突破。セールス面では相変わらずの人気を示したが、同作が主題歌に起用されている目黒蓮主演ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の視聴率は低空飛行が続いている。
Snow Manにとって9枚目のシングル「Dangerholic」は、初回盤A・B(CD+DVD)と、通常盤(CD)の3形態展開。前作「タペストリー/W」(今年3月発売)は、発売初日に68万1,280枚を売り上げていたため、約1万7,000枚微減し、“前作超え”とはいかなかったものの、2作連続で60万台スタートとなった。
そんな「Dangerholic」は、TBS系の金曜午後10時台「金曜ドラマ」枠にて放送中の7月期連続ドラマ『トリリオンゲーム』主題歌に起用されている。青年コミック誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)にて連載中の漫画が原作で、世界一のワガママ男・ハル(目黒)と、気弱なパソコンオタクのガク(M!LK・佐野勇斗)がゼロから起業し、1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで成り上がりを目指す物語だ。
「目黒といえば、昨年10月期の連ドラ『silent』(フジテレビ系)や、22年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演し、俳優として注目を集めるように。今年3月公開の単独初主演映画『わたしの幸せな結婚』も興行収入27億円を超える大ヒットを記録しており、今回の『トリリオンゲーム』で満を持して連ドラ単独初主演を務めています」(ジャニーズに詳しい記者)
Snow Man・目黒蓮主演『トリリオンゲーム』、枠最低視聴率の可能性も
ドラマの初回は、世帯平均視聴率7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。しかし、翌週には5.6%にダウンし、以降も5%台が続いた。最新の第8話(9月1日)時点で、最高は初回の7.4%、最低は第7話(8月25日)の4.9%。一度も2ケタに届いておらず、8話までの平均視聴率は5.5%となっている。
なお、放送されている「金曜ドラマ」枠の全話最低平均視聴率は、向井理主演『神の舌を持つ男』(16年7月期放送)の5.6%。『トリリオンゲーム』がこのまま4~5%台で停滞した場合、全話平均5.6%を下回る可能性もあるだろう。
とはいえ、原作を知るSNS上の視聴者からは、「原作ファンだけど、目黒蓮くんのハルは最高」「『トリリオンゲーム』は原作の再現度が高くて、ハマってる」「原作の再現度も高いし、ドラマならではの面白さもあってスゴい」「目黒蓮、原作に寄せた良い演技してる」と、好意的な感想も少なくない。
「目黒は『silent』で一躍ブレークし、朝ドラや主演映画も経験するなど、すっかり売れっ子に。しばらく上り調子でしたが、個人で初の連ドラ主演作『トリリオンゲーム』は数字に恵まれていません。歴代金曜ドラマ枠の最低値を更新すれば、目黒の俳優業において、不名誉な記録が残ってしまうことになります」(同)
前作「タペストリー/W」の初週売り上げは90.3万枚。ドラマに弾みをつけるためにも、まずは「Dangerholic」のヒットに期待したいところだ。