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菅田将暉『ミステリと言う勿れ』特別編放送――原作ファンを“改悪”とブチギレさせた設定とは?

2023/09/09 15:00
サイゾーウーマン編集部
2016年に行われた「GQ MEN OF THE YEAR 2016」の授賞記者会見に出席した菅田将暉の画像
Getty Imagesより

 菅田将暉が主演を務める映画『ミステリと言う勿れ』が、9月15日より全国で公開される。それに先立ち、同9日にはフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で特別編のドラマが放送されるものの、「昨年1月期の連続ドラマ版は、一部原作ファンの間で酷評されていただけに、特別編や映画にも心配が募る」(芸能ライター)という。

 シリーズの原作は漫画家・田村由美氏が「月刊フラワーズ」(小学館)で連載中の同題作品。初の実写化となった昨年の連ドラ版では、菅田が主人公・久能整役を務め、初回世帯平均視聴率13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。その後も2ケタ台をキープし、全話平均11.8%でフィニッシュした。

「同作は、昨今のドラマ界で人気の推理モノで、視聴率が好調だっただけでなく、内容についても好評を博しました。これから公開される映画、その前に放送される特別編にも期待が高まる一方、連ドラ版の“ある設定”は、一部原作ファンを激怒させていたとあって、同じような事態を招かないか一抹の不安があります」(同)

 原作ファンの怒りを買ってしまったのは、連ドラ版でヒロインポジションとなった風呂光聖子(伊藤沙莉)の扱いだ。

「風呂光は大隣署の女性刑事で、原作では脇役程度のキャラクターなのですが、連ドラ版では出番が大幅に増えていました。それはまだいいとして、原作では“有能キャラ”だったのに、連ドラでは“おどおどしたキャラ”に変更。また、原作では風呂光が出てこないはずの話にもちゃっかり姿を現し、その代わりに出番がなくなった原作キャラクターが出てきたため、ネット上には『違和感がある』『残念』といった声が多数寄せられたんです」(同)

『ミステリと言う勿れ』原作ファンが「改悪すぎる」と憤った恋愛要素

 さらに、風呂光が久能に恋愛感情を抱くという設定まで追加され、原作ファンからは「改悪すぎる」「恋愛要素はいらなかった」「恋愛要素がないとドラマにならないってこと?」「原作の良さが台無し」などとブーイングが巻き起こった。

「映画版では、原作でも人気のエピソードだという通称『広島編』を、特別編では原作コミックス11巻に収録されている『タイムカプセル編』を描いているそう。なお、連ドラ版で風呂光に出番を取られた大学生のキャラクター・相良レンも、志尊淳が演じる形でこの特別編に登場。果たして、原作ファンからどのような反響が寄せられるのか見ものです」(同)

 今回の新作が、連ドラに続き良い結果を残すには、何をおいてもまずは原作ファンに受け入れられる必要ありそうだ。果たして評価はいかに――。



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最終更新:2023/09/09 15:00
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