スノストら「TOBE大量移籍」報道に、滝沢秀明氏ピリピリ? 関係者明かすその理由
創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子氏の社長辞任が決定的となる中、滝沢秀明氏の新会社「TOBE」へのタレント移籍報道が相次いでいる。ジャニーズが窮地に追いやられるほどに、業界内外でTOBEの活発化を期待する声が高まっているが、この追い風ムードに滝沢氏は「むしろイラ立ちを見せている」(滝沢氏に近い関係者)ようだ。
8月30日付の「スポーツニッポン」は、ジュリー氏が辞任するとなると、Snow ManやSixTONESら現在のジャニーズの屋台骨を支える人気グループも、TOBEへ移籍する事態に発展しかねないと報じていた。
「すでに元King&Princeの平野紫耀と神宮寺勇太、三宅健ら、ジャニーズの元人気タレントがスピード移籍を果たしているだけに、大量移籍は決して絵空事ではありません。一部ジャニーズファンの間からも、応援するグループやタレントに対し、上層部の都合でがんじがらめになる今の事務所より、風通しのいいTOBEへ移籍してほしいといった声が出ている。何より現在のジャニーズには、それを制止するほどの力も残っていないでしょうし、“大量移籍報道”はここからさらに加速していくとみられます」(スポーツ紙記者)
滝沢秀明氏、TOBEが「アンチジャニーズ」と見られることを嫌がってる?
しかし、滝沢氏はこうした風潮を、前向きには捉えていないようだ。
「滝沢氏は、TOBEが『アンチジャニーズ』『ジャニーズ離脱者の“受け皿”』という位置づけに見られることを嫌がっていて、そういった論調の記事が出るたびに不満を漏らしているとか。というのも、それによって、ジャニー氏の性加害問題をめぐる世間の非難の矛先が、自分に向けられる可能性もあるだけに、かなりナーバスになっているんです」(前出・滝沢氏に近い関係者)
滝沢氏はCDデビュー前からジャニーズJr.を統率する立場におり、19年には、ジャニー氏の後を継ぐ形で、Jr.の発掘・育成を担うジャニーズアイランド社長に就任。またジャニー氏の晩年は、振付師のサンチェ氏とともに、側近的存在であったことも知られている。
「SNS上では、そんな滝沢氏が、ジャニー氏の性加害を『知らないはずがない』と糾弾する声も、すでに一部でみられます。ジュリー氏が社長を辞任して表に出なくなると、滝沢氏はこの問題の矢面に立たされる可能性が出てくるわけです」(同)
ジャニー氏性加害問題が落ち着くまで、TOBEの“本格始動”は控える?
今後、新たなジャニーズ退所者の移籍や、所属者の楽曲リリース、コンサートの開催を発表するとみられるTOBE。その際、世間からどんな反応が上がるのか、滝沢氏は相当ピリピリしているようだ。
「最近もTOBEサイドからジャニーズのスタッフに対し、移籍の勧誘があったという話も聞こえてきますが、それが表に出ると『アンチジャニーズ』の印象はさらに強まり、ジャニー氏の性加害問題について、滝沢氏が沈黙していることへのバッシングが激しくなる可能性もある。少なくとも性加害問題が落ち着くまでは、TOBEは“本格始動”といわれるような動きを控えていくことになりそうです」(同)
業界内外の期待とは裏腹に、慎重な姿勢を見せているという滝沢氏だが、果たしてその胸中やいかに……。