東山紀之「ジャニーズ新社長就任」記事が消えた! 『サンデーLIVE』でノーコメントだったワケ
少年隊・東山紀之が9月3日、メインキャスターを務める朝のニュース番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に生出演。ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題に伴う再発防止特別チームの会見に関して「コメントは控えさせていただきます」と語り、波紋を呼んでいる。
番組冒頭、東山は「最初に私から一言、お話しさせていただきます」と切り出し、「8月29日に再発防止特別チームにより発表されました厳しい指摘と改革案を含む調査結果を重く受け止め、9月7日に会見を開き、今後の取り組みに関して(ジャニーズ)事務所がご説明することになっています」と報告。
続けて、「その会見を前に、今日の段階では私としてはこれ以上のコメントは控えさせていただきますことをご理解いただければと思っています」と述べ、その後、同放送でこの話題が取り上げられることはなかった。
Aぇ!group・福本大晴、「権力を持った大人が、子どもの夢を悪徳に……」と思い語る
一方で、同問題を取り上げた9月2日放送の『あさパラS』(読売テレビ)では、MCのハイヒール・リンゴがレギュラー出演者のジャニーズJr.内ユニットAぇ!groupの福本大晴に対して「いろいろ考えた結果、やっぱり大晴くんには一言(もらいたい)。やっぱり事務所所属してるから、お話を聞きましょう。大晴くんは今の状況をどう思いますか?」と質問。
これを受け、福本は「僕の言葉で正直に話したいと思うんですけども」と前置きした上で、「イエスかノーかの簡単な話じゃなくて繊細な問題なので、しっかり耳を傾けて結論を出して、9月7日(の会見)まで少し時間があるので、そこではしっかり説明責任を果たしてほしいと思いますし、僕自身もその会見を注視していきたい」とコメント。
加えて、辞任がうわさされる藤島ジュリー景子社長に関しても、「辞任したとしても、“逃げる辞任”ではなく“向き合う辞任”であってほしい」と思いを明かし、「今後も性加害にかかわらず、権力を持った大人が、子どもの夢を悪徳に利用しないような企業になる努力に努めるべきだと思います」と私見を語った。
中居正広やTOKIO・城島茂の番組では、性加害問題を完全スルー
さらに、3日放送の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)でも、やはり同問題を取り上げ、レギュラー出演者のKAT-TUN・中丸雄一が「僕、この(特別チームの)会見、1時間半ぐらいですかね、ほぼすべて拝見したんですけど」とした上で、「とても冷静で整理されている会見だなという印象を受けました」「ジャニーズ事務所の今後とるべき道というのも参考になることが多くあったんじゃないかなと思います」と言及。
その上で、「会見の最後でも“人権について高く意識を持って今後も業界を引っ張っていくべきだ”って発言があったと思うんですけど、所属する者としては全面的にその部分に関しては賛同しますね」などとコメントしていた。
「中丸や福本が生放送でしっかり言及したこともあり、東山の“ノーコメント”が際立つことに。ネット上では『キャスターの都合でコメントしないなんて、報道番組として考えられない』と東山を責めるような声も目立ちます。なお、各局ニュース番組が会見の映像を放送する中、テレ朝系で2日にオンエアされたTOKIO・城島茂がMCを務めるニュースショー『週刊ニュースリーダー』や、同じくテレ朝系の中居正広の冠番組『中居正広のキャスターな会』では、この問題を完全スルー。及び腰な印象を世間に与えています」(芸能記者)