Sexy Zone・菊池風磨主演『ゼイチョー』の不安要素――放送中のドラマと「被ってる」?
Sexy Zone・菊池風磨が主演を務める連続ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系/土曜午後10時~、以下『ゼイチョー』)が、10月14日より放送されることがわかった。これを受け、ネット上では「放送中のドラマとかぶってる」との指摘が相次いでいる。
慎結氏によるコミック『ゼイチョー!~納税課第三収納係~』(講談社)を原作とする同ドラマは、税金の取り立てを行う“徴税吏員”にスポットを当てたヒューマンエンターテインメントドラマ。
同作がゴールデンプライム帯の連続ドラマ初主演となる菊池は、「こんな日が来るのだ、とデビュー当時の僕に教えてあげたいです」などと喜びのコメントを寄せている。
なお、原作では幸野市役所納税課に勤めるマイペースな新人職員・百目鬼華子(どうめき・はなこ)が主人公だが、ドラマ版では華子とペアを組む脱力系チャラ男公務員・饗庭蒼一郎(あいば・そういちろう)が主人公に変更される模様。
「現在放送中の菊池主演深夜ドラマ『ウソ婚』(フジテレビ系)も同じくコミックが原作。やはりドラマ化にあたって、主人公の相手役であった男性キャラが、ドラマ版のメインに設定され、その結果、原作とはかけ離れたストーリー展開となっています。ドラマ版『ゼイチョー』も、『ウソ婚』同様にオリジナル要素強めの内容になるのではないでしょうか」(テレビ誌記者)
『ゼイチョー』は、『シッコウ』と「被ってる」?
また、ネット上では、伊藤沙莉主演ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系、以下『シッコウ』)と、「内容が被ってる」との指摘が続出。同作には、菊池と同じSexy Zoneの中島健人が3番手で出演しているが……。
「現在放送中の『シッコウ』は、強制執行によって財産や不動産などを差し押さえる“執行官”の話で、伊藤演じる執行補助者と織田裕二演じる執行官がペアを組んでいます。『ゼイチョー』と同じく公務員が市民のもとへ乗り込む話であるため、『被ってる』と指摘されているのでしょう」(同)
さらに、“男女ペアもの”のお仕事ドラマとあって、知的財産をテーマにした4月期の芳根京子主演ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系、以下『それパク』)に「似てる」という声も見られる。
『ゼイチョー』、『それパク』とも「似てる」?
同作は、飲料メーカーの知的財産部に所属する主人公と男性上司がペアを組み、知的財産を脅かす他社メーカーなどと交渉する物語。全10話の世帯平均視聴率は4.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と残念ながら振るわなかった。
「『それパク』は公務員の話ではありませんが、ジャニーズ俳優がメインで出演している点が『ゼイチョー』を彷彿とさせるのでしょう。こうして毛色の似たドラマの放送がクール毎に続くと、視聴者はどうしても『またこのパターンか』と既視感を覚えてしまう。これが視聴率に影響することも考えられるため、『ゼイチョー』にとって不安要素といえるでしょう」(同)
同作で4クール連続連ドラ出演となるなど、ノリに乗っている菊池。菊池の相手役を演じる女優も気になるところだ。