月9『真夏のシンデレラ』、ブーイング続出した非常識な母親の言動とは? 視聴率は低迷もSNSでは話題に!
ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間8月21日~27日)
以下、ドラマのネタバレを含みます。
1位:『VIVANT』(TBS系)第7話 7万3,154ツイート
最も視聴熱が高かったのは、8月27日に放送された堺雅人主演のドラマ『VIVANT』の第7話だった。『半沢直樹』や『下町ロケット』『陸王』『ドラゴン桜』など、多くのヒット作を手掛けた福澤克雄氏による完全オリジナルストーリー。
この回の放送中X(旧Twitter)上では、終盤の展開に驚く声が続出。テロ組織・テントのメンバーを捕らえるためにロシア人に偽装し、同組織の幹部・ノコル(二宮和也)らと対峙した別班(自衛隊の秘密諜報部隊)の乃木憂助(堺)や黒須駿(松坂桃李)。しかし突然、乃木が別班メンバーに向けて発砲。自身がテントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)の息子であるとノコルに打ち明け、黒須と共に囚われるという衝撃のラストに、「予想外すぎる」「乃木さん、闇堕ちしないよね?」といった声が寄せられた。
そんな第7話は、天才ハッカー・太田梨歩(飯沼愛)からテントの情報を得た別班が、日本で彼らが起こそうとしているテロを未然に防ぐため、前述のようにノコルを捕える作戦を実行しようとする……という内容だった。
2位:『どうする家康』(NHK)第33回 3万1,721ツイート
2位は、8月27日に放送された嵐・松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』の第33回だ。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。
第33回放送中、X上では真田昌幸(佐藤浩市)に言及する声が続出。信幸(吉村界人)、信繁(日向亘)という2人の息子と共に今回が初登場となった、戦国屈指の策士と名高い昌幸に対して、「圧倒的な存在感とくせもの感」「佐藤浩市が演じる真田昌幸、カッコ良すぎる」など、絶賛する視聴者が多かった。
そんな今回は、小牧長久手の戦いで羽柴秀吉(ムロツヨシ)に大勝した家康(松本)だったが、秀吉は標的を家康ではなく、織田信雄(浜野謙太)へと変更。彼が所有する城を次々と落とした後に懐柔し、和睦を結ぶことに成功する。家康も次いで秀吉と和睦を結ぶことになるが……という内容だった。
3位:『トリリオンゲーム』(TBS系)第7話 2万5,182ツイート
3位は、8月25日放送のSnow Man・目黒蓮主演『トリリオンゲーム』第7話。『ビッグコミックスペリオール』(小学館)に連載中の同名漫画(原作・稲垣理一郎氏 作画・池上遼一氏)を原作として、コミュニケーション能力溢れる“世界一のワガママ男”こと天王寺陽(ハル・目黒)が、高いIT技術を持つ同級生の平学(ガク・佐野勇斗)とタッグを組み、1兆(トリリオン)ドルを稼ぐために起業を目指すというストーリーだ。
この回の放送中X上では、会食をしながら、充電時の発火問題が発覚した携帯電話会社社長を脅すシーンが話題に。中華料理店の回転テーブルに問題のスマートフォンを置き、酢豚を勧めるふりをして、通話アプリのチャット機能で脅迫。社長から「事実を隠蔽せずに公表してもいい」という言葉を引き出すシーンに対して、「酢豚のシーンのハル、カッコ良すぎて何度も見ちゃう」「演技に引き込まれる」など、目黒の演技力に対して称賛の声が多く集まった。
そんな第7話は、ゲームをヒットさせて得た資金をつぎ込み、ネットテレビを開局したトリリオンゲーム社だったが、日本最大のIT企業・ドラゴンバンクの社長である黒龍一真(國村隼)は彼らを叩き潰そうと画策し……という内容だった。
4位:『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)第7話 2万1,845ツイート
4位は、8月21日に放送された森七菜と間宮祥太朗ダブル主演のドラマ『真夏のシンデレラ』の第7話だ。真夏の海を舞台に、男女8人の恋の行方を描く王道青春ラブストーリー。なお、世帯平均視聴率は5~6%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、月9枠としては低い数字を推移している。
7話の放送中、X上の視聴者たちは、森演じるヒロイン・蒼井夏海の母・茜(横山めぐみ)の言動が気になったよう。7年ぶりに蒼井一家のもとに帰ってきた茜は、夏海と両想いである水島健人(間宮)に金をせがむ。断られると、一家が営む店のレジから金を盗もうとして夏海に見つかり、借金が理由で帰ってきたことを明かすなどやりたい放題で、「いくらなんでも自分勝手で非常識すぎる母親」「自分の借金返済のために戻ってくるとかありえない」など、ブーイングが続出した。
そんな第7話は、気持ちを確かめ合った夏海と健人だったが、前述のように突然、母親・茜が姿を現す。夏海は茜に複雑な思いを抱いていることを健人に告げ……という内容だった。
5位:『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)第7話 1万1,407ツイート
5位は、8月23日に放送された赤楚衛二主演のドラマ『こっち向いてよ向井くん』の第7話だ。ねむようこ氏の同名漫画(祥伝社)を原作として、仕事もできて性格もよく、周囲の人間に好かれているものの、10年間も恋をしていない“恋愛迷子”の男性・向井悟(赤楚)の恋について描く本作。
7話の放送中、X上の視聴者らは、10年前の恋人・藤堂美和子(生田絵梨花)と再会したものの、お互いのために再び別れることを決断した向井の言動に注目。父親の古い価値観に反発するために、結婚という制度に嫌悪感を募らせていた藤堂に対して、「美和子自身がどうしたいかっていうのが抜けてない?」と諭し、「美和子が行きたい場所に行くために、向き合う相手は少なくとも俺じゃない」と別れを切り出した向井について、「正しい決断だよね」「苦しいけどこれで良かったと思う」と、共感の声が寄せられた。
そんな今回は、美和子と復縁したつもりでいた向井だったが、美和子からは“元カレ”と言われてしまい意気消沈。一方、美和子自身も人生のあり方について悩みを抱えており……という内容だった。