岸優太、主演映画『Gメン』2位スタート! 若手ジャニーズ主演作を興収で下回る
元King&Princeの岸優太主演映画『Gメン』が、8月25日に公開初日を迎えた。28日発表の国内映画ランキング(興行通信社調べ)では、2位に初登場。興行収入は3日間(25日~27日)で約2憶円とイマイチ振るわなかったが、ネット上のレビューでは好意的な感想が目立っている。
同作は、2014年~18年まで『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載されていた小沢としお氏による“ヤンキー青春コミック”の実写版。主人公の男子高校生・門松勝太が、問題児だらけのクラス(G組)の面々と繰り広げる青春エンターテイメントで、岸にとって映画初主演作となる。脇を固める共演者には、竜星涼、矢本悠馬、SixTONES・森本慎太郎、EXIT・りんたろー。、高良健吾、尾上松也、田中圭、恒松祐里、吉岡里帆ら豪華キャストがそろった。
そんな同作は全国336館で公開され、28日配信のニュースサイト・ORICON NEWSの記事によれば、3日間で動員14万9,900人、興行収入は2億1,000万円を記録したという。
「今年公開された主な若手ジャニーズの主演映画を振り返ると、なにわ男子・高橋恭平が主演を務めた『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(3月3日公開)は全国223館で上映され、初日から3日間で動員20万7,000人、興収は2億5,500万円をマーク。ランキングは初登場2位でした。また、Snow Man・目黒蓮主演の『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開、313館で上映)は初登場1位スタートに。3日間の動員は47万9,700人、興収が6億5,400万円という好調な滑り出しでした」(ジャニーズに詳しい記者)
現時点で、この2作に比べ下回っている『Gメン』だが、映画レビューサイトやX(旧Twitter)での評判は上々だ。「笑えるシーンがたくさんあって、めちゃくちゃ面白かった!」「あっと言う間の120分だった。テンポが良く、頭を使わずに見れる内容なので事前情報がなくても楽しめると思う」「見ていて気持ちがいいほどカッコいいアクションシーンの連続で、臨場感のあるカメラワークも良かった」「登場人物がみんな良いキャラで面白い! 最後まで楽しかった」などと、好意的な意見が相次いでいる。
一部のネットユーザーからは「笑いのレベルが低すぎる。下ネタもあって親子で見る映画ではない」との酷評もあったが、「下ネタはあるけど、中高生の男子が言うようなレベルのもの」ともいわれている。
また、ケンカのシーンも多いようで、主演・岸のアクションに関して、「めちゃくちゃカッコいい」「キレキレで見ていて気持ちいい。アクション俳優としてのポテンシャルも感じた」「岸くんは当て書きかと思うくらいハマリ役だったし、アクションシーンもスピード感があってスゴかった」など絶賛されている。
「主演を務める岸は、9月30日をもってジャニーズ事務所を退所します。ジャニーズタレントとしては最後の映画出演となるだけに、ファンも良い結果を残せるように……と強く願っているようです。公開後3日間の動員数を見る限り、ロケットスタートとは言い難い数字ですが、ネット上のレビューや口コミで高評価が広まり、今後伸びていくことを期待したいですね」(前出・ジャニーズに詳しい記者)
なお、8月26日に行われた『Gメン』の公開記念舞台あいさつイベントで、岸は続編の可能性について、「みなさんがどれだけ楽しんでくれるか次第ですよね」とコメントしたという。制作陣やキャストが再集結できるかどうかは、今作のヒットにかかっているだろう。