Kis-My-Ft2・北山宏光、「傍から見たらバカだよね」ジャニーズ退所直前の心境に反響
8月31日をもってKis-My-Ft2を“卒業”する北山宏光が、「週刊TVガイド」(東京ニュース通信社、同23日発売)のグループ連載「Kissまであと何マイル?」に登場。単独での掲載はこれが最後になるということで、インタビューではジャニーズ事務所退所を直前に控えた現在の心境や、メンバーへの思いなどを語っている。
北山は2002年5月にジャニーズに入所。その後、ジャニーズJr.内ユニット・Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)のメンバーとなり、11年8月10日に「Everybody Go」でCDデビューを果たした。現在37歳で、すでにデビュー組では中堅のポジションにあたる。
そんな彼は今年6月、ジャニーズ事務所公式サイト上で、グループを卒業し、ジャニーズを退所する決断を下したことを発表。「16歳で事務所に入所してから今日まで沢山の夢を見させていただいてきました」(原文ママ、以下同)と振り返った北山。しかし、芸能生活も21年となり、「世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました」と、その理由を明かした。
今回の「TVガイド」の連載でも“時代の変化”に言及した上で、
「俺が卒業するっていうのは自分の判断で自分で決めたことだから、それが自分の第二の人生で。総合的に俺が決めたのは、自分でちゃんと決断して、この時代を生きていくっていうこと。何をやるかは今は全く分からないけど、結局、自分が40、50歳になった時、どう生きてるのかなって思った時、俺がここで決断しなかったら、たぶん一生後悔するなと思ったんだよね」
と胸中を吐露している。もちろん、これまでの環境には感謝をしているというが、人生は一度きりとあって、「自分の可能性を自分で試したい」との思いが芽生えたそうだ。
「北山は芸能界を引退するとは宣言していないため、今後も何らかの形で表舞台に立つ予定なのでしょう。とはいえ、ジャニーズ事務所ほど大きな芸能事務所を飛び出すことに対して、ネットユーザーの間では心配の声も聞こえてきます。北山もこうした意見が上がっていることについては把握しているのか、『まあ、傍から見たらバカだよね(笑)。でも全然いいの。いつでも自分が積み上げてきたものを捨てられる勇気を俺は持っていたい』とコメントしています。あくまで本人にとっては前向きな卒業であり、失敗を恐れずに“新たな活動にチャレンジしたい”という意思が伝わってくるインタビューでした」(ジャニーズに詳しい記者)
Kis-My-Ft2・北山宏光、「ライブ見においで」の言葉に「どの面下げて」
また、自分がいなくなった後のキスマイに関しては、「これから6人がキスマイの楽曲をやっていく中で、絶対変わるから。誰かが絶対変わるから。それはそれで絶対良くなると思うし」と期待をのぞかせる発言も。メンバーか誰かに「ライブ見においで」と言われたことも明かし、「どの面下げてだけど(笑)」と自虐していた。
連載の内容を受けて、SNS上のファンは「北山くんは向上心の塊でカッコいい」「これからも挑戦し続けるのが北山くんなんだよね。待っていればいいんだなと思えた」「北山くんのインタビューを読んで、前向きになれた」「キスマイ卒業は寂しいけど、ますます北山くんを好きになった」といった感激の声が相次いでいる。
ただ、一部の人からは「『何をやるかは全く分からない』って、やりたいことがあるからキスマイをやめるんじゃないの?」と疑問の声も。滝沢秀明氏の新会社・株式会社TOBEへの移籍説もウワサされる中、果たして北山はどんな道に進んでいくのだろうか?