【ネイリスト直伝】初心者でも失敗しない「フットネイル」のやり方! ダイソー商品でも仕上がり激変
爪表面の甘皮処理ができたら、エタノールなどを使用して先ほど同様、油分と水分を除去します。特にお風呂上がりにネイルをする場合は、水分を多く含んでいるので、もちを良くするためにも、しっかり水分を除去するとよいでしょう。
油分と水分が除去できたらベースジェルから塗っていきます。ここで2つめのポイント、それは「塗り方を工夫する」ことです!
フットネイルはハンドネイルと異なり、「利き手ではない手で塗る時、やりにくい」ということはないのですが、足だからこその塗りづらさがあります。特に根本は見えづらいため、はみ出して皮膚についたりすることも多いと思います。Aさんも根本にジェルがたくさんついていました。
このような場合、塗る箇所によって筆を使い分けるとよいでしょう。まずベースジェルを塗る前に、しっかりと筆をジェルボトルのふちでしごき、量を調整します。
ジェルが多く筆についていると皮膚に流れやすくなるので、一度に塗りやすい量を取るようにします。ジェルが適量取れたら、爪の3分の2あたりから爪先までを先に塗布。
爪先まで綺麗に塗れたら、ベースジェルをアルミホイルやパレットに出し、細い筆にジェルをつけて根本を塗ります。こうした工夫により、皮膚の近くの根本も、はみ出しづらく綺麗に塗ることができますよ。
最後に爪の断面も皮膚を抑えながら塗っておきましょう。このひと手間が、爪先からのジェルの浮きを防ぎます。
万が一、ジェルが爪からはみ出た際はウッドスティックで硬化をする前に取り除きましょう。
小指までベースジェルが綺麗に塗れたら、ライトへ入れ1分間硬化。
ベースジェルが硬化できれば、同じようにカラージェルを塗ります。この時も筆はふちでしごいて、ジェルの量を調整し、根本は細い筆を使うと塗りやすいでしょう。
カラージェルは二度塗りするとムラになりにくく、均一に塗れます。一回一回硬化し、綺麗に塗り終えたらトップコートを同じように塗って、硬化してください。
それではトップコート硬化後を見てみましょう。
いかがでしょう。根本を細い筆で塗り、はみ出した箇所は硬化前に取り除いたことで、皮膚にジェルがつくとなく仕上がりました。