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キンプリ・永瀬廉、巣鴨商店街でもじもじ……バイト体験で「気持ちいい」と独り言のわけ

2023/08/22 16:32
福田マリ(ライター)
永瀬廉と高橋海人の写真
実演販売役を演じてるって思えばもっと 売れたんじゃない?(写真:サイゾーウーマン)

 King&Prince(以下、キンプリ)の冠番組『キントレ』(日本テレビ系)。8月19日放送回は、キンプリメンバーがアルバイトに挑戦するコーナー「バイトレ」で永瀬廉が実演販売に挑戦した。

 今回の企画は「営業仕事をしたい」という永瀬からのリクエストに応えたものだったが、永瀬が想像していた営業とは違ったようで、「思ってたんとちゃうな」「めっちゃ人に見られるやつやん。めっちゃ緊張するやつやん」と不安を吐露。

 永瀬は、1日で1億2000万円を売り上げたことのある実演販売のプロ、ヨリー・フジオカさんに仕事を教えてもらい、実際に実演販売を行うことに。初っ端からやる気を失っていた永瀬だが、実演販売士の給料は歩合制で、ヨリーさんは最高月収100万円以上もらったことがあると聞くと、机を叩いて大興奮。「100万円もらっちゃうよ、今日」と意気込んでいた。

 そして、ヨリーさんの包丁研ぎの実演販売を参考にしながら、見よう見まねで同じ商品の実演販売を練習。しかし、普段料理をしない永瀬は、しゃべりは饒舌だったものの、「トマトなんてほぼ切ったことがない」と失言したり、包丁の使い方がわからず鶏肉が切れなかったりと大失態。

 そんな永瀬を見かね、ヨリーさんは「陣寄せ」「ビフォーアフター」「五感に訴える」「キラーワード」「落とし」というテクニックを伝授。「陣寄せ」で客を惹きつけ、「ビフォーアフター」「五感に訴える」「キラーワード」で商品の良さを伝え、「落とし」で客に買ってもらうという流れが実演販売の秘訣だそう。


 ところが、永瀬は「キラーワード」に苦戦。「なんと」「実は」といった購買意欲を湧かせるための強調言葉だが、「例えばなのに」「だからこれがいいんです」と謎キラーワードを繰り返していた。

 永瀬が実際に売ることになったのはクールタオル。場所はプロでも売るのが難しいという巣鴨で、自身が考案した「ハッピ~太郎」という販売士ネームでチャレンジすることになった。

 巣鴨商店街なだけあり、人通りは多かったものの、いざ出店を始めた永瀬はもじもじしながら、蚊の鳴くような声で「いらっしゃいませ~」とあいさつするだけで、ヨリーさんから裏に呼び出されてしまう。

 ヨリーさんから「誰も止まってくれなくても実演やりましょう!」と注意された永瀬だったが、その後も恥ずかしさからか、クールタオルを振り振りしながら「つめてー、これ」「気持ちいい」と独り言。

 しかしその後、通行人の女性に話しかけられたことで弾みがついたのか、断られてもどんどん通行人に声をかけられるように。お客さんの呼び込みに成功し、実演販売をすることで商品を買ってもらえるようになった。


 しばらくすると街の人々に永瀬だとバレ、人混みができてしまったので泣く泣く撤収したが、1時間で33枚を売り上げることに成功。報酬は9,900円で、永瀬は満足げに「みんなでスシロー行きましょう!」とスタッフらを回転ずしに誘っていたのだった。

 この日の放送にネット上の視聴者からは、「スイッチ入れて切り替えて実演販売をやり遂げるところは流石だった」「れんれんの実演あったら絶対に買っちゃう!」などの声が集まっていた。



福田マリ(ライター)

福田マリ(ライター)

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最終更新:2023/08/23 11:14
調理器具の実演販売は料理ができないと難しい