平野紫耀らもインディーズデビュー? IMP.初シングルは「滝沢秀明氏の新会社」からリリース
8月18日、ジャニーズ事務所出身の滝沢秀明氏が代表を務めるアーティストプロデュース会社・TOBE所属の7人組ボーイズグループ・IMP.がデジタルシングル「CRUISIN’」をリリース。世界同時配信とあって、各メディアやファンの間でも「世界デビュー」と騒がれているが、「実はインディーズデビューであり、拍子抜けしている業界人は少なくない」(レコード会社関係者)ようだ。
かつてジャニーズ事務所副社長およびジャニーズアイランド社長を兼任していた滝沢氏は、昨年10月末をもってジャニーズを電撃退社し、今年3月にTOBEを設立。7月には、以前ジャニーズJr.ユニット・IMPACTorsとして活動をしていた佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我の7人全員がTOBEに移籍し、IMP.というグループ名で再始動することが発表された。
「TOBEにはそのほか、現在までに元V6の三宅健、元King&Princeの平野紫耀と神宮寺勇太、元ジャニーズJr.の大東立樹も合流。そんな中、まずはIMP.がデジタルシングルの配信開始という形で動き出し、ファンを喜ばせています」(芸能ライター)
TOBEは「大手レーベルと組んでいる」という事前情報もあったが……
IMP.の「CRUISIN’」は、今月18日深夜0時に配信スタート。ファンが注目していたこともあり、X(旧・Twitter)ではすぐに「#CRUISIN」が、日本国内でトレンド入りを果たした。
「各メディアでもニュースになり、まるでメジャーデビューしたかのような盛り上がりを見せています。実際、一部週刊誌では以前から、TOBE勢について“大手メジャーレーベルから2組のデビューも内定”などと伝えられていました。しかし、『CRUISIN’』を配信しているサイトで楽曲のデータを見ると、『TOBE MUSIC』という見慣れない会社名が記載されています」(前出・レコード会社関係者)
その名前からしてTOBEの系列であることは明白。つまりIMP.は、大手レーベルからのメジャーデビューではなく、関連会社からのインディーズデビューだったわけだ。
「TOBE MUSICの登記を確認したところ、取締役は代表の滝沢氏のみ。東京・八王子に所在するTOBE本体とは違って、南青山が所在地となっていますが、設立時期はTOBEと同じ3月です。元ジャニーズたちのTOBE合流が発表され始めたのは7月ですが、TOBE設立時点で所属アーティストのためにレコード会社の準備もしていたとみられます。それにしても、今IMP.が『世界デビュー』と注目を集めているものの、インディーズからの配信であればどんなマイナーなアーティストでも、それを謳うことは可能。大手レーベルとTOBEが組んでいるという事前情報があっただけに、期待外れ感は否めません」(同)
今後、平野らもアーティスト活動を展開していくとみられるが、マスコミ関係者の間では「やはりTOBE MUSICからのリリースとなるのか」(同)とトーンダウン気味にうわさされているという。もしそうなった場合、今以上の落胆が広がるだろう。