芸能
一抹の不安……

橋本環奈の朝ドラ『おむすび』は、あのドラマに「似てる」!? 「●●の匂いがする」との指摘も

2023/08/13 12:00
田口るい(ライター)
とりあえずメンタルは黒島結菜より強そうなハシカン(C)サイゾーウーマン

 8月9日、俳優・橋本環奈が2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』でヒロイン(主演)を務めることが発表された。橋本の役柄は“栄養士志望の平成時代のギャル”とのことだが、ネット上で、とあるドラマに「似ている」との指摘が相次いだ。

 『おむすび』は食をテーマにしたストーリーで、橋本はヒロイン・米田結を演じる。脚本は『正直不動産』(NHK総合)『ハコヅメ~たたかう!交番女子』(日本テレビ系)『監察医 朝顔』(フジテレビ系)などを手がけた根本ノンジ氏が担当。

 9日に行われた記者会見に出席した根元氏は、主演の橋本について「えぐい。最強のヒロインになる」と大絶賛していたが……。

「NHKの朝ドラといえば、かつては『新人女優の登竜門』というイメージが強かった。例えば、国仲涼子は01年前期の『ちゅらさん』、貫地谷しほりは07年後期の『ちりとてちん』でそれぞれヒロインを務め、ブレークを果たしています。ただ、近年は土屋太鳳(15年前期『まれ』)、杉咲花(21年後期『おちょやん』)、清原果耶(21年前期『おかえりモネ』)など、すでに知名度のある女優がヒロインを務める作品が増加。今回も抜群の人気を誇る橋本であるため、朝ドラファンからは『橋本環奈もいいけど、新人のほうが朝ドラらしい』『毎回人気女優ばかりで、民放の連ドラと変わらない』と不満の声も見られます」(芸能ライター)

朝ドラ『おむすび』は「暢子の匂いがする」?

 一方で、『おむすび』のストーリーを受け、SNS上では「食がテーマと聞いて、否応にも思い出す『ちむどんどん』。早くも不安しかない」「食をテーマ、平成ギャル……暢子の匂いがする」と不穏な声が続出。どうやら、22年度前期の『ちむどんどん』を思い出す人が多いようだ。

 『ちむどんどん』は、沖縄本島北部のやんばる地域に生まれたヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)が、沖縄料理に夢をかけ、突き進む姿を描くストーリー。

「確かに『おむすび』の大枠は、『ちむどんどん』と通じるものがあります。沖縄の本土復帰50年記念作品として制作された『ちむどんどん』ですが、登場人物の非常識にも思える言動に視聴者から批判が続出。当時、『朝ドラの黒歴史』などと評されるほど波紋を呼んでしまったため、『おむすび』に不安が過ぎる人も多いのでしょう」(同)

 放送中、こうした評判を耳にしてか、「黒島の元気がないように見える」との指摘も飛び交った『ちむどんどん』。『おむすび』がこの二の舞いとならないことを願うばかりだ。



田口るい(ライター)

HIPOHOP系音楽誌の編集部勤務を経て、フリーランスとしてエンタメ系やカルチャー系の記事を執筆。推しはSixTONESのジェシー。

最終更新:2023/08/13 12:00
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