なにわ男子が、国民的アイドルになる道のりは「険しい」――SMAPや嵐のパターンは通用しないワケ
ちょっと視点を変えてみよう。
これまでの正攻法が通用しない今の時代、なにわ男子が国民的アイドルになるためにはどうすればいいのか。
まず知名度を急上昇させるには、大物に“見つかる”のも一つの手だ。ジャスティン・ビーバーに見つかったことで一気に世界的知名度を獲得したピコ太郎パターン。今だと、メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手や、史上最年少で名人を獲得した棋士・藤井聡太七冠など、国民的スターのフェイバリットになれれば、一気になにわ男子の名前が国内外に広まるはず。
しかし、この方法では、ただ“見つかる”のを待つしかない。能動的に動くとしたら、例えば、ポケモンやマリオ的なゲームキャラクターとして、広い層に認知されるという方法。ジャニーズタレントは、すでにいろいろなアプリやゲームに登場しているが、まだまだファン向けのものが大半だ。実在のアイドルの育成ゲームの成功事例はないだけに、この分野に本格参入してみるのはどうだろう。
さらには最近では新しい学校のリーダーズのように、リリースから時間のたった曲が、TikTokで突如バズるパターンだってある。
もちろんすべて狙ってできるものではないし、運の要素がかなりのウエイトを占める。
いっそ、先輩たちが総出で「次はなにわ男子!」と、外野から“ゴリ押し”などとは呼ばせない気迫で全力アピールしていくのも面白いかもしれない。こういう時だからこそ、事務所が一丸となって、力技で国民的アイドルをつくり上げる。そんな開き直りの姿勢が「こんなの前代未聞だ!」となり、意外にも話題を呼ぶような気がするのは自分だけだろうか。
そんな中飛び出した、ニュースサイト「文春オンライン」による西畑大吾の熱愛スクープ。冒頭で触れたように、「次はなにわ男子!」と幅広い層にアピールできる絶好の機会『24時間テレビ』の放送が近づく中、まさかこのタイミングでスキャンダルとは。なにわ男子は国民的アイドルになるため、このピンチを乗り越えることができるのか。