二股にDV疑惑スキャンダルも……ほぼ“無風”で活動を続ける『M-1』決勝常連芸人とは?
A そういえば今年は芸人界隈のスキャンダルがあまりない印象です。
C 強いていえば、ダウンタウン・松本人志とオリエンタルラジオ・中田敦彦をめぐる“空中戦”でしょうか。
A きっかけは中田が、自身のYouTubeチャンネルの動画内で松本に対して「(賞レースの)審査員、何個か辞めてくれないですか」と提言したことでした。さらに、「これ見てる粗品くんどう思う?」と発言し、相方の名前を出された霜降り明星・せいやがキレた。中田に「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつ」(原文ママ、以下同)とTwitterで怒りをぶつけたんですよ。
B 松本は、この機に乗じて、Twitterで「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん」「連絡待ってる!」と中田を受け入れるようなメッセージを送り、“応戦”。この話題が最高潮に盛り上がるタイミングを待っていた感じで、さすが大御所と思った(笑)。
A この2人、本心はどこにあるのかイマイチわからないですよね。一般人だけでなく、メディア関係者からも「どこまでプロレスなのかわからない」という声が聞こえてきます。
C 一番最初に不仲説が出たのは、17年でした。中田がラジオ番組で「暗に松本人志さんを批判するブログを書いたところ、吉本が全社をあげて大騒ぎし、幹部と社長に、いま僕は(松本に)『謝れ』と言われている」というトークをしたんですよ。この頃から双方のファンはいがみ合っていた印象です。
B 俺が聞いたのは、まさにその“ファンの抗争”が原因で、松本と中田は対立を深めたんじゃないかって話。中田が本格的にオンラインサロンを手掛け始めた頃、信者のような熱烈なファンが一気に増えたんだけど、その一部が、松本やその家族にまで誹謗中傷コメントを送るようになってたそうで、さすがの松本も「これは放ってはおけない」と。
A 当人同士の問題じゃないんですね。
B でも、中田ってファンを煽っているというか、仕向けているフシがあるじゃない。そこが松本としては看過できなかったんじゃないかな。
C でもファンの中にも、裏切り行為に走る人がいるようです。中田がファンクラブ向けの配信で語っていた内容を、無断でネットにアップしているみたいで……。
A 結論としては、「中田のファン管理能力に問題があった」ということでしょうかね。