安田章大もびっくり? 松本まりか、関ジャニ∞を「いじめてみたかった」発言
関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。7月31日深夜放送回では、前週オンエアされた女優・松本まりかとのアドリブドラマ「闇カジノ」を全員で振り返った。
物語は2部構成となっており、前半は、闇カジノで一攫千金を狙う5人の男女が大金をかけて心理戦を繰り広げ、後半では松本と安田章大演じるバンドマン・不透明ジュンが恋人になってからのストーリーを展開。松本、安田、横山裕、丸山隆平、大倉忠義が演者となり、村上信五は別室で5人の様子をモニタリングした。
今回、松本は「まず、この番組で(過去に)されていないこと」をしたいとの思いがあり、「(関ジャニ∞メンバー)みなさん面白いから、みなさんにしゃべらせないで、どんな面白いアドリブを繰り出してくれるのが見たかった。ちょっといじめてみたかった」と説明。あえてナレーションを多用する構成にし、トークを制限したという。
村上から「メンバー、(期待に)応えていましたか?」と尋ねられた松本は、「すごかったです。想像以上でした」と、満足そうな表情を浮かべていた。
なお、松本は一幕の段階では恋人役を誰にするかは決めていなかったそう。一幕終わりのブレイクタイムで、脚本助手の映画監督・脚本家である池田千尋氏に「誰が恋人だったら面白いか」を相談した結果、「不透明ジュンに対して(当たりが)すごいキツかったのが、なんか面白くなっちゃって」「この人と付き合ってるって、面白くないかなって思って」(池田)という意外性から、安田を選んだと明かした。
これに横山は「女性(ならではの)目線よな……」としみじみ。選ばれた安田は「びっくりしましたよ。なんやろう、この気持ちと思って。狙い通りだったんですよね」と、配役意図を聞いて納得した様子だった。
関ジャニ∞・横山裕も納得した、樹木希林さんによる松本まりかへの助言
その後は松本自身のことに話題が波及。松本といえば、2000年4~6月放送のテレビドラマ『六番目の小夜子』(NHK教育テレビ)で女優デビューし、モデルや声優としても活動。その後、18年1月期放送のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で「あざとかわいい」主婦を怪演したことがきっかけでブレークした。
彼女は「私はすごく売れない時間が長くて、ほとんどの人に知られない中で18年間を過ごして」と、あらためて下積み時代が長かったことを振り返りつつ、19歳の頃に共演した故・樹木希林さんからの助言を今でも守っていると告白。
それは、「“あなたね、眉毛なんか整えちゃダメよ。自然なままでいなさい、女優は”」という言葉だったといい、「なんかわからないけど、『これは本当のことを言っている。本当だ』って思ったんです」と熱弁。以来、脱色はしているものの、「抜いたり剃ったりすることはやめました」と明かした。
これに横山が「樹木希林さんがそれを体現していましたもんね。飾らない生き方というか」と納得すると、松本は「人とのしてのあり方、女優としてのあり方、その本質を突かれている言葉だなっていうふうに感じて」「どんな大人になりたいかって思った時に、そういう言葉がちゃんと吐ける人になろうとは思いましたね」と語ったのだった。
この日の放送に、ネット上では、「やけにナレーションで縛ってくるなあと思ってたら関ジャニの言葉封じだったのかあ」「今回は斬新な切り口だった」「まりかさんの想像以上のことをやってくださるエイトさん最高」「ストーリー展開に緊張感あった」などのコメントが寄せられていた。