キャンドル・ジュン氏、離婚報告で異例の“お願い”! 一方で広末涼子は“同情”されるワケ
5 夫婦間の問題を解決するに至った経緯について
順氏が当職を通じて本件の解決を図っている中においても、涼子氏と子供達は自宅以外での生活を事実上強いられてしまっており、その期間が2カ月近くにも及んでおりました。このような状況下では、順氏と子供達は十分なコミュニケーションをとることも叶わず、子供達の精神状態が心配となる出来事もいくつか見られ、順氏としては最悪の場合子供達の心が壊れてしまうのではと危惧するようになりました。
順氏としましては、本件の解決に際しては、当初から一貫して、子供達のことを第一に考えた形での解決がなされるべきとの考えがございました。しかし、当時の様々な状況を踏まえますと、早期解決が図れず、弁護士間の協議が継続した場合、今後も子供達の生活環境が改善されない状況が続いてしまうとの懸念が強くありました。そこで、順氏は、夫婦間の問題に関しては、最終的に、子供達に関する事項を除いては一切の条件提示も金銭請求もせず、涼子氏側の提案を受け入れる形で離婚を成立させることを決断しました。この意思表示は、順氏の強い意向で順氏から涼子氏に直接伝えることにしました。
そして、最終的に弁護士間で協議が整った後、順氏は子供達に会うことが叶うようになり、順氏にとっては、何よりも大好きな子供達に会えるということだけで喜ばしいものでした。しかし、面会交流当日の様子が、順氏の意図に反して、様子を撮影したメディアにより報道され、正式な発表がない中で、さも離婚が成立したかのような内容の記事が発表されてしまいました。当然、この時点で、順氏は勿論、涼子氏からも離婚に関する発表はなされておりませんでしたので、順氏として、待ち通しにしていた子供達との再会の日が報道されたことによって大変傷つきました。
6 鳥羽氏との問題について
これまでにお伝えさせていただいた経緯から、順氏と涼子氏の問題は解決するに至り、残りは鳥羽氏への対応という状況になりましたが、この件は順氏が記者会見で皆様にお伝えしたとおり、鳥羽氏本人からの謝罪がなされなかったこともあり、また、代理人選任後における慰謝料などのやり取りに関しても、当職からの報告を受ける中で、順氏としては引き続き鳥羽氏からは謝罪の意思が感じられないという想いを持ち続けていました。
順氏としましては、本件に関して、鳥羽氏から慰謝料を受け取ったとしても、自らの気持ちが晴れることは一生なく、「そもそも本件の原因は何であったのか?」という気持ちから離れることができないことと、そしてなによりも「双方の子供達のことを最優先する」という最初からの優先を考えると、夫婦間の問題と同様に、鳥羽氏との問題も早期解決をすべきという考えから、先方からの返答を待つことはせずに、一切の請求をしないと決断しました。
また、これは鳥羽氏との問題には直接関係ない事項とも取れますが、メディア報道の中で、順氏の経済状況に関しネガティブな内容の報道がなされており、その都度、順氏は、順氏と共に自らの会社運営をしてくれているスタッフに申し訳ない気持ちになっておりました。順氏としましては、本件は金銭の問題では決してないと考えを有しておりましたが、現在の日本の法律では、鳥羽氏に対する請求は基本的に金銭賠償となるといった取り扱いがなされていることもあり、このまま順氏が鳥羽氏に対して責任追及を行い、これが長期化してしまった場合、順氏が金銭の獲得を目的として鳥羽氏との紛争を継続しているとの印象を世間に与えてしまい、これにより双方の子供達の心の傷が増えてしまうとの考えに至りました。
上記のような諸々の想いが交錯する中で、順氏は、改めて、本件に関しては子供達のことを第一に考えた決断をすべきと考え、鳥羽氏との問題についても早期解決することが最善であるとの判断に至りました。また、鳥羽氏に対して本件が金銭の問題ではないと順氏が考えていることを強く示すためにも、あえて鳥羽氏に対して慰謝料請求を行わないことを決断致しました。
この決断に関しましては、一般的な観点から諸々の意見が寄せられることも想定しておりますが、順氏として、自らの生き方を貫くことが、「あらゆる報道に対しての誠意ある回答につながる」との想いであり、皆様におかれましてもこの順氏の判断を尊重していただきたいとのことです。
7 最後に順氏が皆様にお伝えしたいこと
以上のことから、本件に関する諸問題は解決するに至りましたので、順氏の本件に関する対応は一区切りとさせていただきます。但し、順氏としましては、本件を通じて、メディアによる報道を起因としてプライバシーの暴露により、関係者特に子供達への影響、関係者に対する匿名による誹謗中傷には一石を投じたいとの考えがございます。本件当事者の子供達は一連の報道によって、心に多くの傷を負ってしまっておりますが、せめて、将来このように傷つく子供達や関係者が出ないことを強く望んでおります。
また、これまでになされた子供達に関する記事や報道の内容はデジタルタトゥーとして残存してしまっておりますが、順氏としましては、本件に関する不確定要素が強い記事について各メディアが自主的に削除していただきたいと強く願っております。特に子供たちに関する記事につきましては、子供たちの心情に配慮していただいて自主的に削除していただけますようお願い致します。
さらに、順氏からは、本件を通じて、著名人の私生活に関する報道を行った場合、著名人本人ではない家族や関係者の多くが傷つくことになってしまうことも皆様にお伝えしたいことでございます。順氏個人は、メディアに登場したこともあり、完全な私人であるとは言い難い面はありますが、子供達にはその属性はなく報道の仕方にも配慮をしていただきたかったとの想いがございます。例えば、写真を掲載する際に顔を隠せばいいというものでなく、子供達のことを少しでも知る方はその報道内容が誰について報道されているものであるかは認識できてしまいます。順氏の子供達は、報道によってプライバシーに関する事項が発表されてしまい、精神的に大きな傷を負っております。加えて、自宅に複数の記者が取材に訪れることもあり、自宅で生活することもできず、約2カ月も学校へ通えなくなってしまっておりました。
そして、順氏としましては、匿名でのコメントやメッセージなどでの攻撃は何よりも辛いものであり、それらに対して、何らかの改善策を社会問題として捉えていただき検討していただきたいとの意見もございます。今後の報道におかれましては、報道に登場する個々人の属性を踏まえ、内容に配慮していただくことをご依頼致します。
最後となりますが、本件は全ての問題が解決しておりますので、過度の報道(特に子供達に関する報道)はご遠慮いただくと共に、順氏としましては、本書において、自らの考えを全てお話させていただいたと考えておりますので、以降におかれましては、順氏及び順氏が代表を務める株式会社ELDNACSへの取材申込及び、本件に関するご連絡は一切行わないようお願い申し上げます。