滝沢秀明氏、ジャニーズ引き抜きは「芸能界のタブー」――平野紫耀らの活動に支障も?
ジャニーズ事務所出身で、現在はアーティストプロデュース会社・TOBEの代表を務める滝沢秀明氏が7月21日、TikTokライブを実施。その中で、ジャニーズ所属の嵐・二宮和也と連絡を取ったと明かし、業界内では「滝沢氏が“芸能界のタブー”を破っている可能性が強まった」(スポーツ紙記者)という。
滝沢氏はジャニーズ事務所副社長およびジャニーズアイランド社長を兼任していた中、昨年10月末をもって同社を退社。その後、今年3月にTOBEを設立すると、7月に入ってから元V6・三宅健、元King&Princeの平野紫耀に神宮寺勇太、元ジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsら“元ジャニーズ勢”のTOBE移籍が次々に発表された。なお、IMPACTorsは今後、IMP.というグループ名で活動していくそうだ。
「三宅、平野、神宮寺、IMP.メンバーも5月にジャニーズを辞め、2カ月程度でTOBEに合流している状況だけに、業界内では滝沢氏による“引き抜き行為”を疑う声も少なくありません。この行為は芸能界において、タブー中のタブー。引き抜いた事務所というより、移籍したタレントが、業界内で白い目で見られ、仕事を干されてしまうんです」(同)
ジャニーズ事務所もかつては、退所したタレントの活動を阻止すべく、テレビ局に圧力をかけることもあったが、近年は公正取引委員会の目や世間の評判を気にし、そのような行為はしなくなったとされる。とはいえ、テレビ局側がジャニーズ事務所に“忖度”し、元ジャニーズの起用を見送るケースは現在も少なくないようだ。
「実際、元ジャニーズに対して、『応援はしたいけれど、ジャニーズに睨まれるのは嫌だから、関わるのはよそう』と考える業界人は多い。しかも平野らTOBE移籍者の場合、滝沢氏の引き抜き疑惑まで浮上しているとあって、テレビ局は番組起用にますます腰が引け、他事務所も自社タレントとの共演を避けたがるのではないでしょうか。今後の芸能活動に大きな支障を来す可能性もあります」(同)
滝沢氏も、芸能界における“引き抜きタブー”を知らないわけがないだろう。
「だからこそ彼は、元ジャニーズが移籍した経緯を明言していないのでしょう。とはいえ、やはり水面下では、現役ジャニーズタレントに移籍を持ち掛けているのではないかとうわさされています」(同)
二宮和也のTOBEイジり――滝沢秀明氏は「心配になるわ」
そんな滝沢氏は、今月21日に行ったTikTokライブ内で、二宮と連絡を取り合っていることを告白した。
事の発端は、二宮がKAT-TUN・中丸雄一、Hey! Say! JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨とともに出演するYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」で、TOBEの演出を真似たことだった。
20日に実施された生配信のオープニングでは、まず二宮ら出演者のシルエットが引き戸のすりガラス越しに浮かび上がり、その後、本人が引き戸を開けて登場。この“まずシルエットを見せ、本人が登場する”という手法は、TOBEが所属タレントを発表する際の生配信で用いたものと完全に一致している。なお、この演出の発案者は二宮だったことも本人の口から明かされていた。
「『ジャにのちゃんねる』で“TOBEネタ”が出たことを、TikTokライブ視聴者から教えられた滝沢氏は、笑いながら『大丈夫なのかな? 逆に心配になるわ』とコメント。また、二宮サイドから『イジっちゃった』と連絡があったことなどを告白しつつ、『俺らからは一切触れてないですからね、はい。大人の事情じゃなくて。一応』とも話していました」(同)
滝沢氏は退社直後、「『現役ジャニーズとの連絡を断っている』と、マスコミ界隈でうわさされていた」(同)というが、現在ではすでに、やりとりを再開させていることが判明した格好だ。
「今回は二宮側から滝沢氏に連絡したということなので、滝沢氏が二宮にTOBE入りを打診するなどの行為をはたらいたわけではないでしょう。ただ、滝沢氏が古巣のタレントと今もなおつながりを持っていることがわかっただけでも衝撃的。マスコミ界隈では『引き抜き疑惑がさらに深まった』と指摘されるようになっています」(同)
週刊誌を中心に、「次にTOBEと合流するジャニーズタレントは誰か?」という報道が相次いでいるが、滝沢氏は“引き抜き疑惑”が高まる現状をどう受け止めているのか。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitter&インスタグラム&スレッズがオープン