【薬剤師監修】絆創膏や湿布で肌が荒れる人必見! 対処法と予防法、代替アイテムを紹介
・温清飲(うんせいいん)
赤みや炎症が強くてかゆい肌に。肌に栄養を与えて熱を取り去ることで、炎症を鎮めたり、かゆみを抑えたりします。
・消風散(しょうふうさん)
ジクジクと分泌物が多くてかゆみが強い肌に。熱を冷まして赤みやかゆみ、分泌物を抑えます。
・当帰飲子(とうきいんし)
乾燥してかゆい肌に。血流をよくして肌に栄養と潤いを与えて、かゆみを抑えます。
漢方薬は、自然の素材が体にやさしく働くといわれていますが、状態や体質にうまく合っていないと、場合によっては副作用が生じることも。漢方薬の効果を十分に感じ、安心して使っていただくためには、漢方の専門家に相談するのがおすすめです。症状や体質、原因などから総合的に判断し、たくさんある漢方薬からご自分に合った漢方薬を見つけることができます。
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5. かぶれには早めの対処が大切
皮膚疾患は、悪化させたり長引かせたりしないためにも、正しい知識を持って早めに対処することが大切です。また、再びかぶれを起こすことのないよう、専門家の選ぶ漢方薬を使って体質からの改善も試してみてくださいね。
薬剤師・竹田由子(たけだゆうこ)
43、47歳で出産した2児のママ薬剤師。共立薬科大学(現 慶応大学)卒、臨床薬学専門。病院で10年以上医薬品情報室に従事し、医薬品に関する情報に精通。元漢方・生薬認定薬剤師。漢方を自身の月経痛や妊活にも活用してきた経験から「日常の不調はまず漢方」をモットーに体の不調を我慢する女性へ対し情報発信している。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行う。