[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

【汚部屋】散らかった部屋の片付け手順10ステップ! 専門家が写真付きで詳しく解説

2023/07/18 17:00
伊藤まき(収納ライター)

連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。

物置部屋の写真
洋服はすべてクローゼットへ移動済み(C)maki_organize

 今回のテーマは「小物の片付け方」です。「物置になった部屋を空っぽに変えたい」と、当企画に応募してくれたDさん。

 フィギュアや文房具などのコレクション雑貨が多く、片付けのハードルは洋服より高め。というわけで、まずは「挫折しないでやり遂げる方法」を紹介。次に「分別作業10のステップ」で実際に片付けていきます!

【片付けを挫折しないでやり遂げる方法】まずは「小さな範囲」から!

散らかった部屋の写真
趣味の雑貨や本が、3つのカラーボックスにたっぷり(C)maki_organize

 小物でも量が増えれば、収納スペースを奪う大きな存在に。集めたモノの中には、「処分してもいいかな」と思う品が必ず眠っています。なので、数年に一度は「ぜんぶ見直す作業」をするのがおすすめ。とはいえ、これだけの量になると途中で挫折しそうですよね……。

 挫折しないためには、まずは「小さな範囲」からはじめること。例えば「今日はカラーボックスの上だけ片付ける」「今日は2時間だけ片付ける」といった目標を立てます。一度で終わらせようとせず、「場所」や「時間」を小分けにしてトライしてみましょう。


ペットボトルの段ボールがおすすめ

段ボール箱の写真
大型スーパーでもらえます(C)maki_organize

 小物を片付ける際は「分別箱」を用意します。おすすめは、ペットボトルの段ボール。カッターで半分に切ると、A4サイズ(210×297mm)ほどの箱になります。ほか、分別した小物が迷子にならないように「透明の保存袋」も揃えておくと完璧。

 次に【分別作業の10のステップ】を実例写真で説明します。