赤西仁、ジャニーズ復帰願望明かすも「ほぼ不可能」なワケ――事務所の心証は「相当悪い」
元ジャニーズタレント・赤西仁の“ジャニーズに戻ってみたい”発言が、現在ネット上で波紋を呼んでいる。SNS「スレッズ(Threads)」で「今このタイミングでジャニーズに戻ってみたいと本気で思っている今日この頃。誰に話せばいいだろうか???」(原文ママ、以下同)と投稿した赤西について、ネット上では賛否が飛び交っている中、当のジャニーズサイドは「赤西の真意がわからないだけに、相当不審がっている」(テレビ局関係者)ようだ。
赤西は2006年、KAT-TUNのメンバーとしてCDデビュー。当時は、亀梨和也とともにグループの人気メンバーとして多くのファンを熱狂させたが、同時に「デビュー組史上、最大級の“問題児”でもあった」(スポーツ紙記者)という。
「夜遊びや異性交遊など、私生活のスキャンダルが多発したことに加えて、10年にソロ活動を始めると、あっという間にグループを脱退。12年には女優・黒木メイサとの“事後報告婚”で事務所から謹慎を食らい、13年には芸能活動を再開するも、14年にはジャニーズ退所と、やりたい放題でした。赤西には“協調性”という概念がないのか、当時のメンバーやスタッフたちの間にも、もはや『赤西には何を言ってもムダ』という空気が漂っていたと聞きます。それでいて、彼のアイドルとしての才能に故・ジャニー喜多川氏は惚れ込んでいて、個人でアメリカツアーを敢行させるなど前例のない特別待遇を受けていたんです」(同)
ところがジャニー氏の寵愛もむなしく、ジャニーズを去り、個人で活動を続けていく道を選んだ赤西。退所10年の節目での「戻ってみたい」発言にはどんな思惑があったのか。
「ジャニー氏の性加害問題により、過去最大の危機を迎えているジャニーズだけに、『古巣を助けたい』『恩返ししたい』と思ったのかもしれません。実際、独立後の赤西は順風満帆で、ジャニーズ退所組の“目標”になっているという話も耳にします。今の赤西が古巣に戻った場合、この10年、“外の世界”で培ってきたアーティストとしてのノウハウを、ジャニーズ復活のために生かすことはできるかもしれません」(同)
赤西仁の古巣復帰願望、ジャニーズサイドの心証は「相当悪い」ワケ
しかし、ジャニーズJr.やマネジャーの出戻りはあっても、デビュー組となると「やはり前例がない」(同)ことから、現時点では「ほぼ不可能」と言われているようだ。
「そもそもジャニーズ事務所は、タレントに関する重要事項が正式決定していない段階でおおっぴらになることを極端に嫌がる傾向がある。本来、赤西が本気で出戻りを希望するのであれば、亀梨、上田竜也、中丸雄一のKAT-TUNメンバーに頭を下げてから、内々に藤島ジュリー景子社長に嘆願するのが筋。それを飛び越して、突然ファンも目にするSNSで、まるで世論を測るかのような行動に出た時点で、ジャニーズサイドの心証は相当悪いでしょう。ただでさえ高いハードルを自らさらに上げてしまっています」(前出・テレビ局関係者)
もともとジャニーズの“鬼っ子”扱いだっただけに、「今回の赤西の投稿に対しても、ジャニーズ内部から反発の声が多く聞かれる」(同)というが、赤西は古巣のこうした体質を十分に理解しているはず。果たして、“ジャニーズに戻ってみたい”発言の真意はどこにあるのだろうか?
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