ジャニーズ名物振付師・サンチェ氏の移籍報道が、平野紫耀TOBE合流と「同レベルの衝撃」であるワケ
7月13日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、「元キンプリ平野&神宮寺 タッキーとリモート(秘)会議≪自壊するジャニーズ帝国≫」という記事で、ジャニーズ事務所から離脱者が相次いでいる現状を伝えている。
同誌によると、2020年1月にCDデビューしたばかりのSixTONESにも退所説が浮上しているというが、業界関係者の間では「ジャニーズの名物振付師・サンチェ氏が『ジャニーズでの指導を辞めた』との記述にも大きな注目が集まっている」(スポーツ紙記者)ようだ。
「ジャニーズを退所して独立する者はこれまでにもいましたが、昨年10月末に、ジャニーズ事務所副社長とジャニーズアイランド社長を兼任していた滝沢秀明氏が退社したあたりから、新たな流れができています」(同)
滝沢氏の電撃退社後、今年5月には元V6・三宅健、元King&Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀と神宮寺勇太、ジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsが相次いで退所。Kis-My-Ft2・北山宏光と元キンプリ・岸優太も、それぞれ8月末、9月末に事務所を離れる予定だ。
「一方、滝沢氏は今年3月、新たに芸能プロダクション・TOBEを設立。その動向が注視されていた中、今月2日には、同社の公式YouTubeチャンネルの生配信で、三宅の所属が発表となりました。さらに、7日には平野と神宮寺のTOBE入りも報告され、世間は大騒ぎに。なお、TOBEは14日にも生配信を行うと予告しており、ここでIMPACTorsの合流が発表されるとみられています」(同)
「文春」がTOBE移籍を報じた振付師・サンチェ氏とは?
こうした流れの中で、「文春」最新号は、芸能プロ関係者による「北山の合流も既定路線」という証言を掲載。また、今のところジャニーズを離れるといった発表はないSixTONESに関しても、退所のうわさがあると報じている。
「SixTONESは同時デビューしたSnow Manとともに、滝沢氏がプロデュースを行っていたグループ。『文春』によれば、SixTONESメンバー全員となるかは未定ながら退所説が浮上しているといい、そうなると、やはりTOBE入りが濃厚になるのでは。SixTONES移籍説はファンの注目度が高いとみられる一方、マスコミ間でそれ以上になっているのが、サンチェ氏の移籍説です」(同)
サンチェ氏は、TRFの前身となるダンスグループのメンバーだったこともある有名振付師。長年ジャニーズで指導にあたっており、所属タレントたちがテレビなどで同氏についてのエピソードを話す機会は多い。また1997年、『めちゃ×2イケてる!』(フジテレビ系)で、ナインティナイン・岡村隆史がJr.の一員としてSMAPのコンサートに出演する企画が放送された際、サンチェ氏が大々的に出演していたことから、ファンの間では知られた存在だ。
「『文春』は、そんなサンチェ氏にもTOBE移籍のうわさがあると報道。これはマスコミ的に、嵐の活動休止以降、ジャニーズの看板グループとしてプッシュされていたキンプリが、突如として“空中分解”、さらにメンバーの平野と神宮寺が、あっさりにTOBEに合流したのと同レベルの衝撃です。というのも、サンチェ氏はジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の右腕であり、Jr.が『ジャニーさんかサンチェさん、どちらからも目をかけられなくなったら終わり』と認識していたほどの存在だったとか。基本的に、Jr.のステージのキャスティングはジャニー氏の鶴の一声で決まるものでしたが、サンチェ氏にプッシュされると、舞台上でいい位置につけることもあったといいます」(同)
TOBEはいずれ本家を上回る事務所になる?
「文春」はそんなサンチェ氏について、すでにジャニーズでの指導を辞め、今年5月に振り付けなどを請け負う会社を設立したこと、さらに、今後はTOBEに関わる可能性があることを伝えている。
「ジャニー氏の死去後、Jr.育成を引き継いだ滝沢氏も退社。関わりの深い2人がいなくなっただけに、サンチェ氏は事務所内で居場所がなくなりつつあったと考えられる。そのため、事務所を離れる決断をしたのかもしれませんが、TOBEに合流するとなると、やはり衝撃。現時点では“廉価版ジャニーズ”などと揶揄されることもあるTOBEですが、この怒涛の移籍ラッシュを経て、いずれは本家を上回る事務所になるのでは」(同)
TOBEがさらに勢いづけば、移籍を希望するジャニーズタレントもさらに増えるのだろうか。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン