『THE IDOL/ジ・アイドル』主人公のモデルはセレーナ・ゴメス? ネット上で指摘される5つの類似点
過激な性的描写シーンで物議を醸している米HBO局の新作ドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』(以下、『THE IDOL』)。主人公のモデルは、世界中に熱狂的なファンを持つ歌手で女優のセレーナ・ゴメスに違いないと、ネット上で話題騒然となっている。
オルタナティブR&Bを確立したヒットメーカーのザ・ウィークエンドが主演し、製作総指揮、脚本を担当している本作。もう一人の主演を、ジョニー・デップの娘リリー=ローズ・デップが務め、BLACKPINKのジェニーが主要キャストを演じるということで、放送前から大注目されていた同ドラマ。
音楽業界の裏の世界を舞台に、リリー=ローズ演じるポップスターのジョスリンがウィークエンド扮するナイトクラブのオーナーに惹かれとりこになっていく姿を生々しく描いた作品で、『SEX AND THE CITY』シリーズなど、大人向けのドラマを手がけてきたHBO局で放送されるとあり、セクシーかつスタイリッシュな作品になるだろうと期待されていた。
しかし、ふたを開けてみればセックスシーンだけでなく、自慰行為をするシーン、レイプシーンなど性的描写がてんこ盛りだったことから、ネット上でたちまちバッシングされるように。「過激な作品が多いHBOのドラマとはいえ、まるでポルノ」「内容が安っぽすぎる。ドラマとしては最低、ポルノとしてもB級」と叩かれ、「ウィークエンドの演技が下手すぎて笑えてしまう」などと酷評されている。
あまりにも不評だったからか、シーズン1は全6話だったはずが5話目で終了。シーズン2制作は難しいのではと冷ややかな声が上がっている。
そんな『THE IDOL』だが、主人公のジョスリンは若い女性に絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメスをモデルにしたのではないかとネット上で大騒ぎされているのだ。
Twitter上などで挙げられているジョスリンとセレーナの類似点は、以下の通りだ。
・ジョスリンが母の死にショックを受けノイローゼ気味になったため、ツアーをキャンセルする
(セレーナはメンタルヘルスが悪化したため、2016年の『リバイバル』ツアーをキャンセルした)
・ジョスリンがアルバムのジャケット撮影でナイトガウンをはだける
(セレーナは15年にリリースした『リバイバル』のアルバムジャケットでヌードになっている)
・ジョスリンは人気子役だった
(セレーナも小さい頃からテレビで活動しており、米ディズニー・チャンネルの人気コメディ『ウェイバリー通りのウィザードたち』で大ブレークした)
・ジョスリンは病院に入院した時につけられたリストバンドをしたまま、アルバムのジャケット撮影をした
(セレーナは2017年に「Bad Liar」という曲のプロモーション中、病院のリストバンドをしていた。ただし、ジョスリンの入院理由は精神的なものだった一方、セレーナは全身性エリテマトーデスを治療するためという相違点も)
そのほか、ジョスリンもセレーナも、パーソナルアシスタントと親友関係にあり、エンタテインメント以外の業界でコラボレーションしていることなどが挙げられている。
ドラマの製作総指揮者であるウィークエンドは、ジョスリンは実在するアーティストがモデルだと明かしており、「自分が目撃した彼女の身に起きたさまざまな出来事にインスパイアされて脚本を手がけた」と説明している。