なにわ男子は全員泣き崩れ……ジャニーズのデビュー発表に「サプライズとドラマ」を期待するファン心
このように、デビュー報道は、ジャニーズファンの興を削いでしまった感もあるが、一方で、ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題により、事務所への風当たりが強い中、仮に上記のようなド派手なデビュー発表をしたら、世間の反応はどうだったのか……とも考えてしまう。
「こんなときに」と猛反発を食らい、大炎上してしまうことも想定できなくはないし、そもそも新たなデビュー自体が“許されない”という空気になることも予想できる。そう考えると、もしAぇのデビュー決定が報道通りだった場合、これによってワンクッション置けたことは、結果的によかったのではないか。
というか、あくまで妄想だが、あの報道が、「意図的に情報を先出しし、世間の反応をうかがう」というジャニーズの戦略だったとしたら……。万が一、ネガティブな反応のほうが強ければ、正式発表の前に、デビューの延期や仕切り直しなど、いくらでも対応できるだろう。
とはいえ、現在、事務所に立ち込めるネガティブな空気を、派手なデビュー発表で吹き飛ばし、新生ジャニーズを印象づけるというやり方だってある。どちらにせよ、それはふたを開けてみなければわからないだけに、あのデビュー報道がよかったのか悪かったのかは、現状、何とも言えないのかもしれない。
Aぇ!groupは今のジャニーズに「ちょうどいい」――次のデビュー組に選ばれた理由は?
ところで、報道が正しかった場合、なぜAぇが次のデビュー組に選ばれたのだろう。ファンの数の目安となりそうなSNSでの盛り上がりやYouTubeチャンネルの再生数などを見ると、Aぇの人気や実績は、Jr.ユニット内で頭ひとつ抜きん出ており、デビューが回ってくるのもきわめて順当、文句のつけようがないのは事実だ。
一方で、「メンバーの平均年齢が高い」「ジャニーさん臭が比較的薄め」といった理由を掲げる報道も目にした。確かに、ジャニーさんの報道が過熱するいま、未成年の男子を彷彿とさせる「少年」「Lil(リトル)」「Boys」「Kids」というワードがグループ名についていないのも、世間の印象的にはいいのかもしれない。
人気はトップクラスで、年齢が高めで、かつ「少年」感薄め――Aぇは現在のジャニーズにとって、いろいろと「ちょうどいい」存在なのだろう。
果たして、Aぇのデビュー報道の行方はどうなるのか。ジャニーズファンの間では、7月16、17日に京セラドームで開催される『All Johnnys’Jr.2023 わっしょいCAMP!in Dome』で正式発表と見る向きもあるが、Aぇのメンバーを再編成する、あるいはまったく違うグループのデビューという可能性も残されている。できればサプライズ度高めの発表に期待したい。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン