平野紫耀、滝沢氏プロデュースでCDデビュー報道――キンプリは東方神起とJYJ状態に
6月29日発売の「女性セブン」(小学館)が、King&Prince(以下、キンプリ)の元メンバー・平野紫耀の“再始動”について報道。平野は先月22日に神宮寺勇太、岸優太とグループを脱退し、ジャニーズ事務所からも退所しているが、記事によれば、一足先にジャニーズを離れ、今年3月にアーティストプロデュース会社「TOBE」を設立した滝沢秀明氏が、平野のプロデューサーを務めているという。マスコミ関係者の間では「キンプリは今後、残留組と離脱組の対比が盛んに報じられるのでは」(スポーツ紙記者)とみられている。
平野は神宮寺と同時に事務所を辞めた一方、岸は9月末に退社予定。3人が脱退と退所を発表したのは昨年11月4日だったが、その直前には事務所副社長とジャニーズアイランド社長を兼任していた滝沢氏の退社も公となり、業界内外が騒然となった。
「滝沢氏はすでに新会社・TOBEを立ち上げ、タレントオーディションなどを行っていることも知られています。かたや平野と神宮寺は退所したばかりですし、岸もまだジャニーズに在籍していますから、今後について明確なアナウンスはありません。なお、キンプリは残された永瀬廉、高橋海人の2人体制で活動を継続中。6月21日にはシングル『なにもの』もリリースしました」(芸能ライター)
キンプリの残留組と離脱組の対比が盛んに報じられるようになる?
そんな中、6月20日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が、7月にも平野と神宮寺がTOBEに合流すると伝えた。
「一方、同29日発売の『女性セブン』は、平野の新曲プロジェクトが極秘裏に進められていること、そのプロデューサーは滝沢氏であることなどをスクープ。そして平野と神宮寺だけでなく、岸もいずれ滝沢氏と合流する可能性を伝えています」(前出・スポーツ紙記者)
記事によると、彼らはTOBEに所属するわけではなく、それぞれ個人事務所を立ち上げてエージェント契約を結ぶとみられているようだが……。
「ジャニーズに残った永瀬と高橋、退所して滝沢氏を中心に集まるとみられている平野、神宮寺、岸。残留組と離脱組に分かれる構図は、まるでSMAPのようです」(同)
かつてジャニーズのトップアイドルグループとして活躍していたSMAPは、2016年末に解散し、翌年に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が退所。20年に中居正広も独立し、現在は木村拓哉だけがジャニーズに在籍している。
「とはいえ、SMAPは解散していますがキンプリは活動を継続しているので、韓国のアイドルグループ・東方神起とJYJの構図のほうが、よりキンプリに近いかも。もともと5人組で活動していた東方神起ですが、分裂騒動を起こし、デュオとして再始動。ほかの3人は新グループ・JYJとして活動をスタートさせました。3人が離脱した背景には事務所とのトラブルがあったと報じられ、当時JYJは日本での活動にかなり苦労したと言われています」(同)
SMAPに関しても、稲垣と草なぎ、香取は退所後、しばらくメディア露出が激減した。
「19年7月には公正取引委員会がジャニーズに対し、稲垣らを番組に出演させないよう、テレビ局などに“圧力”をかけた疑いがあると注意を行っていたことが報じられ、以降は彼らの露出も少しずつ増えていきました。一方、今のジャニーズは退所者が続出し、しかも事務所創業者で前社長のジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題も取り沙汰されるなどしているだけに、キンプリの離脱組やマスコミに対して“強硬策”を講じるほどの余裕も元気もないとみられます。そうなると、今後はキンプリと元キンプリの対比が盛んに報じられることになりそうです」(同)
まもなく“Xデー”とされる7月だが、果たしてTOBEは最初に何を公式発表するのだろうか。
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