Snow Man・ラウールが20歳に、デビュー組から10代消えるも……「若いからいい」ではない現代のアイドル観
ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ・Snow Manの最年少メンバー、ラウールが6月27日に20歳の誕生日を迎えたことを受け、同日配信の「スポニチアネックス」が、同事務所のデビュー組から「10代が消えた」と指摘。ややネガティブな論調の記事となっていた一方、ネット上には「若ければいいということでもない」といった反論が寄せられている。
同記事には、芸能関係者による「ジャニーズと言えば10代のアイドルが活躍しているイメージ。事務所創業から60年以上の歴史の中で、こんな事態は初めてではないか」(原文ママ)との証言も掲載されたが……。
「例えば、SMAP、嵐、Hey!Say!JUMP、Sexy Zoneなど全員10代でデビューしたグループもありますが、TOKIO、V6、関ジャニ∞はデビュー時すでに20代のメンバーもいましたし、KAT-TUN、Kis-My-Ft2は全員20代でデビュー。Snow Manも2020年にデビューした時点で10代だったのはラウールだけで、同時デビューのSixTONESも全員20代でした」(芸能ライター)
そのため、今のジャニーズファンにとって“ジャニーズ=10代のアイドル”というイメージはあまりピンと来ないのかもしれない。
「ジャニーズをめぐっては近頃、事務所創業者で前社長のジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題が取り沙汰され、未成年タレントが被害に遭っていたという報道が相次いでいる。そのため、一部ネット上には『今のジャニーズの印象的に、10代でデビューさせるのはやめたほうがいい』との書き込みも見られます」(同)
次期デビュー候補のAぇ! groupにはアラサーのメンバーも
一方で近年、デビューを控えるジャニーズJr.の中には、“次期デビュー候補”と期待されているユニットはいくつかあるが、Aぇ! groupは「アラサー」と呼べるメンバーが複数人いる。
「7 MEN 侍、HiHi Jetsは全員20代。美 少年、Lil かんさいには19歳もいますが、来春までにデビューしなければ全員20代になります。ネット上にはやはり『10代でデビューすると、調子に乗って不祥事を起こしやすいからなぁ』『低年齢でデビューさせるよりは良いと思う』『“若いからいい”ではないでしょう』といった意見が飛び交い、10代でデビューするジャニーズタレントが減っている現状を、世間はおおむね好意的に受け止めている印象。これが現代のアイドル観なのでしょう」(同)
とはいえ、下積みが長すぎると本人たちやファンも不安に陥るのは間違いない。たとえ10代でのデビューが減ったとしても、事務所はタレントの今後のキャリアを考え、適正な年齢でデビューさせてあげてほしいものだ。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン