TOKIO・松岡昌宏、若者の傾向に「ちょっとショック」「キツい」——ラジオで嘆き
TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。6月25日の放送では、「若者が曲のイントロや間奏、アウトロを飛ばす傾向にある」という情報を知り、嘆く場面があった。
この日、リスナーから届いた「6月4日の放送で、今の若い人はドラマなど1.5倍速で見るという話をしていましたが、実は音楽もイントロ、間奏、アウトロを飛ばして聴くみたい」というメールを読み上げた松岡は、「は?」と一言。
「最近の曲はイントロがなかったり、短くなってるようですね(中略)これじゃイントロクイズできなくなっちゃいますよ」と続けてお便りを紹介したあと、「ほんとだね! え? イントロ、間奏、アウトロ聴かないの? え、どうすんの?」とあらためて疑問をぶつけた。
そして、ZIGGYの「GLORIA」(1988年)や小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」(91年)など、イントロが印象的な曲を例に挙げ、「いやいや、それはちょっと寂しすぎない? 切なかろうぜ。ほんと“わびさび”ねえじゃん!」とがっかりした様子。
しかし、「まあでもしょうがないよな、それはそれでいいっていうんだったら」と気を取りなおすと、「俺たちもそういうのあったのかな? 俺たちの時代でもっと年配の方から言わせると、『なんでそんなことするんだ』みたいなのがあったのかもしれないね」と我が身を振り返る場面も。
「俺らくらいから、ヘッドホンステレオみたいなの聴くようになってるからさ。耳にイヤホンして、電車の中で聴いてるみたいなのも、きっとね。お年寄りの人とかは『何してるんだ、こいつらチャラチャラしやがって』みたいに思われてたのかもしれないね」と推察。さらに、「曲聴いてノってるっていうか、リズムとったり首動かしたりする場合もあるじゃんか。『何してんだこのやろう』って思われてたかもね。そういうことだよね、きっとね」と思いを馳せていたのだった。
とはいえ、「えー、でもなんかちょっとショックだなあ。だってイントロとかすげえ考えて作るぜ(笑)」とアーティストとしての意見も主張した松岡。「どうしよ、だって『戯言』(2018年)とかイントロ命だぜ」「間奏命だもん『戯言』なんて。俺が作ったわけじゃないけど、薫さんが作ったやつだけど」と、自身が主演するドラマ『家政夫のミタゾノ』第2シリーズ(テレビ朝日系、18年4月期)の主題歌に言及した。
同曲は、松岡が演じているドラマの主人公・三田園薫の「Kaoru」名義で作曲し、城島茂扮する「島茂子」が作詞と歌唱を担当。また、同じくドラマの第4シリーズ(20年4月期)の主題歌で自身が作詞・作曲を手掛けたHey! Say! JUMPの楽曲「Last Mermaid…」についても、「そこ(イントロや間奏を)抜かれたらキツいよな」と嘆いた。
松岡は最後に、「えー、もうこれから曲作る時どうしよ」と一瞬弱気な声を出したものの、その後すぐに「いや惑わされない! 俺は惑わされないぞ(笑)」と宣言したのだった。
この日のトークを受け、ネット上では「『戯言』はイントロ命、間奏命! インパクトあるもんね」「最近の若者はイントロ間奏アウトロ飛ばすって……ほんとにわびさびないね」といった声が寄せられていた。
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