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TOKIO楽曲、JR東海使用終了が惜しまれる中……福島PRに反発「税金がジャニーズに流れる」

2023/06/18 15:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
TOKIO、2018年5月謝罪会見の画像
「福島県・県産農林水産物PR事業」のCMキャラクターには疑問の声もあるが……(写真:サイゾーウーマン)

 長年、TOKIOのヒット曲「AMBITIOUS JAPAN!」を車内チャイムに使用してきた東海道・山陽新幹線。この楽曲が20年ぶりに変更されることが以前発表されたが、このたび“切り替え日”が明かされた。

 6月15日に行われた社長定例会見で、JR東海側は切り替え日を7月21日と発表。新チャイムは、現在同社CMで流れている「会いにいこう」で、楽曲は音楽家・岩崎太整氏が書き下ろし、歌手・UAが歌っている。なお、同CMには俳優・賀来賢人が出演中だ。

 ネット上では、「TOKIOがバンドとしてこの曲を歌えなくなった今、新幹線で聞くのが楽しみでした」「とても寂しい気持ちです。来週新幹線に乗って聞いてきます。20年間、ありがとう!」と強い思い入れを明かすTOKIOファンが続出。

 その思いは多くの鉄道ファンも同じようで、「聞く機会が多かっただけに名残惜しい。普段ジャニーズは聞かないけど、これは名曲」「鉄ヲタとジャニオタが唯一共存できる曲が、ついに聞けなくなるのか……」といった声も見られる。

「TOKIOは、ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所の関連会社に所属しています。そのため、ネット上では『JR東海がジャニーズを切った?』と関連を疑う声も多少出ている様子。ただ、チャイムの変更自体は、ジャニー氏騒動が拡大する前の2月に発表されていましたから、騒動とは無関係です」(芸能記者)

 今回の切り替えは騒動の影響ではないものの、TOKIOが12年7月からCMキャラクターを務める「福島県・県産農林水産物PR事業」のほうには、疑問の声も出ている。

「ジャニー氏問題に関して、タレントに罪はないのは言わずもがなですが、それでもCMの莫大な契約金は事務所に入るため、『税金を使う公的な事業に、当面はジャニーズを関わらせるべきではない』との意見も。これは、なにわ男子や関西ジャニーズJr.をPRイベントなどに起用している『大阪万博』(2025年日本国際博覧会)にも当てはまり、『税金があの事務所に流れるのは許せない』と反発する国民は少なくありません」(同)

 とはいえ、ジャニーズグループの中でも抜群の好感度を誇るTOKIO。「AMBITIOUS JAPAN!」の車内チャイムが聞けなくなる日まで、多くのTOKIOファンと鉄道ファンがその音色に聞き入りそうだ。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2023/06/18 15:00

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