“皇室追っかけ”は、皇族方に煙たがられていないのか? 日本全国ついて回る“推し活”の実態
――報道陣の間で「追っかけの近くにいると皇族方のいい写真が撮れる」という話がささやかれていると耳にしたのですが、本当でしょうか?
X それはさすがに、ほとんどないと思いますよ(笑)。報道陣は、一般の人たちが入れないところに取材場所が用意されていますし、そこが皇族方を撮影するのにベストなポジションのはずですから。ただ、そうではない場合――例えば皇室の方々がお忍びで行くような場所では、追っかけの人のほうが、その経験から最もいい写真を撮れる場所を見極められるというのはあるかもしれません。
しかも、皇族方の外出先には必ず警察官がいますが、報道陣には強く注意できても、一般人にはそこまで厳しくできない部分も少なからずあるはず。そういった意味では追っかけの人の近くにいると、ベストな写真が撮れるというケースはあり得るかもしれません。
“皇室おっかけ”に対する、皇族方の本音とは?
――追っかけの人は、皇族方の行くところについて回っているイメージですが、正直、「煙たがられているのでは?」とも思ってしまいます。皇族方は、追っかけの人についてどのように捉えていると思われますか?
X 皇室の方々は、追っかけの人たちに対して、好意を持っていると思いますよ。もちろん、あまりにもマナーの悪い人のことはよく思っていないでしょうが、基本的には「ありがたい存在」と感じているのではないでしょうか。
昨今、眞子さんと小室圭さんの結婚騒動を発端とし、国民の間で秋篠宮家へのバッシングが過熱、皇室の存在意義というものが揺らぎ始めているという指摘も出ています。そんな中、追っかけの人たちが変わらず皇室のファンでいてくれることは、皇族ご本人たちも当然うれしく思われているはず。それに、追っかけの人たちの存在は、一般国民が「やはり皇室は特別な存在なんだ」と感じるきっかけにもなり得ますからね。