新垣結衣、『違国日記』実写映画化で主演も「イメージと違う」? 原作者が挙げていた俳優の名前
新垣結衣が、来年公開予定の映画『違国日記』で主演を務めることが発表された。漫画家・ヤマシタトモコ氏が「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載している同題作品の実写版となるが、新垣の起用に対し、ネット上の一部原作ファンからは「イメージと違ってショック」との声が飛び交っている。
新垣が演じるのは、人見知りで繊細な35歳の小説家・高代槙生。15歳で両親を亡くした姪・田汲朝を勢いで引き取り、お互いに困惑しながらも生活を重ね、それぞれが抱える“傷”と向き合っていく……という内容だ。
「原作は『FEEL YOUNG』の今月8日発売号で最終回を迎えるというタイミング。映画化の情報解禁にあたり、ヤマシタ氏は『この世の誰よりも私が最も驚いています』といったコメントを寄せています。一方、槙生を演じる新垣は『見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとした温かさが感じられる作品になると良いなと思います』などとコメント。ほかのキャストや詳細な公開時期は今後、明らかにされていくようです」(芸能ライター)
映画『違国日記』新垣結衣は可愛らしいイメージ? 違和感を訴える声も
そんな中、ネット上の原作ファンからは「ガッキーは好きだけど、イメージと違ってショック。大好きな漫画なのに」「違和感しかない」との指摘も。
「確かに槙生のビジュアルはどちらかというとクールで、凛とした雰囲気が感じられますから、新垣の可愛らしいイメージとはギャップがあるかもしれません。ちなみに、ヤマシタ氏が2019年のイベント『ヤマシタトモコ ティーパーティー』(東京・パセラリゾーツ銀座店)で“実写化をするとしたら?”という質問に対し、『槙生は吉田羊さんがいいです』と答えていたことも、ファンの間では有名な話です」(同)
吉田は現在49歳で、ちょうど今月35歳の誕生日を迎える新垣のほうが、年齢的には槙生役と合うわけだが、多くのファンには“槙生=吉田羊”のイメージが定着していた模様。そのため、「やっぱり吉田羊さんでお願いしたい」「吉田さんくらいクールめな女優さんのほうがハマりそうではあるよね」などと言われている。
「とはいえ、『演技がうまくハマれば新境地かもね』と期待する声も少なくありません。16年に主演した連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が大ヒットして以降、18年に松田龍平とダブル主演した連ドラ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)や、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』出演などを経て、今秋は稲垣吾郎との共演映画『正欲』の公開も控えており、彼女のファンにとってはまた楽しみが増えたことになります」(同)
人気俳優ながらマイペースに仕事を続けてきた印象の新垣。15年公開の『くちびるに歌を』以来となる単独主演映画『違国日記』で、どんな演技を見せてくれるのか期待したい。