『ラストマン』絶好調のTBS「日曜劇場」、来年1月期は西島秀俊のオーケストラドラマが内定か
TBS系「日曜劇場」で福山雅治が主演し、大泉洋が共演している連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』が6月4日に第7話を迎え、平均世帯視聴率12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。春ドラマでは、同作が視聴率トップで独走状態にあるが、業界関係者によると「来年1月期の『日曜劇場』は、西島秀俊主演作が内定したようだ」(スポーツ紙記者)という。
2013年と20年に堺雅人主演で放送された『半沢直樹』シリーズをはじめ、ヒット作を多数輩出してきた「日曜劇場」は、TBSドラマの“看板枠”として、業界内外に認識されている。
「『ラストマン』も初回14.7%で発進してから2ケタ台をキープしていて、このまま今期トップの成績で完走するとみられています。また、7月期の同枠では堺が主演することに加え、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、それに今年の『カンヌ国際映画祭』で男優賞に輝いた役所広司も出演する『VIVANT』を放送予定。名優が勢揃いということで、早くも多くのドラマファンが注目しています」(芸能ライター)
さらに、10月期の「日曜劇場」も“手堅い”作品が内定済みと報じられている。
「情報解禁前ですが、10月期は鈴木亮平が主演を務める“高校野球もの”が放送される模様。なお、鈴木は、劇場版が大ヒット公開中の21年7月期ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で『日曜劇場』の主演を経験済み。こちらは全話平均13.6%で、同クールトップの成績を収めていました」(前出・記者)
このように、『ラストマン』の後も7月期、10月期と期待できそうな作品が続く「日曜劇場」だが、業界内では来年1月期の情報も出回りつつあるようで……。
「21年公開の主演映画『ドライブ・マイ・カー』が『第94回アカデミー賞』の国際長編映画賞を受賞するなどし、海外からの注目度も上がっている西島が、来年1月期に主演することになりそう。西島は、15年1月期に同枠で放送された『流星ワゴン』で香川照之とダブル主演を務めており、全話平均は10.3%とそこそこの結果でした。来年1月期ドラマの題材や共演者など、詳しいことはまだ明らかになっていませんが、一応、小耳に挟んだところ、現状では“オーケストラもの”らしいとのことです」(同)
正式な情報を楽しみに待ちつつ、「日曜劇場」のいい流れが途切れないことを期待したい。