【薬剤師監修】「円形脱毛症」の原因はストレスじゃない? 対策や予防法を徹底解説
・加味逍遙散(かみしょうようさん):疲れやすい、肩がこる、気分の落ち込みやイライラなどの精神不安がある人向き。
血(栄養)と気(エネルギー)の巡りを促すことで、自律神経を整えます。
・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):痩せていて、疲れやすく、貧血気味の人向き。
気や血を補うことで栄養状態を改善します。貧血や食欲不振、倦怠感などにも用いられます。
抜け毛に効果が期待できそうな漢方薬は、いくつかありますが、各々に特徴があり、自分の状態や体質に合うものを選ぶのが大切です。合わないと、効果を感じられないだけでなく、副作用を生じることもあります。
しかし、たくさんの漢方薬から、自分にあった漢方薬を見つけるのは大変ですよね。そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみましょう。漢方に精通した薬剤師とAIがあなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
5. 悩んだらプロに相談しよう
髪の毛の悩みを抱えたら、自分で無理に解決しようとせず、専門家に相談してみましょう。洗髪方法や髪のセットの仕方、ヘアアイテムの使い方、ウイッグやかつらを作るタイミングなど、有効なアドバイスをもらえます。
また、髪の問題は外見にも大きな影響を与えるため、円形脱毛症になると、憂鬱感や喪失感、不安感など心の問題も抱えがち。そのような悩みを1人で抱え込まず、プロフェッショナルに相談するだけでも、QOLの維持や悩み解決につながるはずです。
薬剤師・相田彩
昭和薬科大学薬学科卒業。総合リハビリテーション病院・精神科専門病院・調剤薬局の現場で漢方薬が使用される症例を多く経験。医薬品での治療だけではなく、体質や症状に適した漢方薬を活用し根本改善を目指すことの重要性を実感する。現在は、症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でサポートを行っている。