滝沢秀明氏は後輩・山下智久にキスも――ジャニーズの“過剰スキンシップ”も物議醸す?
ジャニーズ事務所創業者で前社長のジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題が波紋を広げる中、5月21日配信のニュースサイト「週刊女性PRIME」は、昨年11月にジャニーズを離れた元副社長・滝沢秀明氏が“揉めている後輩タレントたちをキスで和解させていた”ことを紹介し、これを美談としてバラエティ番組で語ることへの違和感を訴えているが、業界関係者の間では「滝沢氏のこうした振る舞いは、今後もこのような形で蒸し返され、物議を呼んでしまうかもしれない」(スポーツ紙記者)とささやかれているようだ。
騒動の発端は、3月7日に英国公共放送・BBCがドキュメンタリー番組『Predator: The Secret Scandal of J-Pop』で“ジャニー氏による所属タレントへの性加害疑惑”を追及したこと。4月12日には、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト(ジャニーズ在籍時は「岡本カウアン」名義で活動)が当時の性被害を訴える記者会見を開催した。
これを受け、ジャニーズ事務所現社長・藤島ジュリー景子氏が5月14日、コメント動画と文書を発表。騒動を謝罪している。
「そんな中、同21日配信の『週刊女性PRIME』は、滝沢氏がまだタレント活動をしていた18年7月、嵐の櫻井翔が出演する『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にゲストとして登場した際のエピソードを掲載。番組では、Kis-My-Ft2・北山宏光が滝沢氏について、意見がぶつかり合う後輩同士に『キスしちゃいなよ!』と提案し、場を収めることがあるなどと話していたそうです」(同)
当時、滝沢氏の突飛な“仲直り”方法に、視聴者は大ウケしていたが、「ジャニー氏の性加害問題が深掘りされているこのタイミングでは、あの頃と違った見方をされてしまいそうです。一般社会で考えると、職場の先輩が、後輩同士にキスするよう促すというのは、確かに重大なハラスメントと捉えられかねません」(同)という。
一方、滝沢氏自身が後輩にキスをすることも珍しくなかった。
「滝沢氏が、後輩の山下智久(20年10月に退所)をJr.時代から可愛がっていたことは、ファンの間でも有名な話。かつてテレビ番組で公開された映像では、ジャニーズJr.時代の滝沢氏から頬にキスをされた山下が『うわぁぁぁぁぁ』と驚く様子も映っていました。ただ、滝沢氏に限らずジャニーズのタレント同士が親密にしている姿を見せることは珍しくなく、当事者たちの間では“ファンサービス感覚”も強いそう。ある元Jr.からは、ファンが喜ぶという理由で『シンメ(左右対称のシンメトリーの位置で踊る相手)とイチャイチャしていた』と聞いたこともあります」(同)
滝沢氏にもそういった狙いがあったのかもしれないが、現在のジャニーズ事情を踏まえると、特に立場が上の者が下の者に過剰なスキンシップを取ることも、世間に「問題」「ハラスメント」と認識される可能性がある。今後も滝沢氏の“ビジネスキス”が発掘され、ネットを騒然とさせる事態が続くかもしれない。
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