視聴者に「嫌われ始めた」人気タレントとは? 業界関係者がその原因を考察
新世代の女性バラエティタレントが台頭している昨今だが、メディア露出が増えるほどに、視聴者から「嫌われ始めている」人もいるようだ。
その筆頭が、「あのちゃん」と呼ばれて親しまれているアイドルグループ「ゆるめるモ!」の元メンバー・あの。知名度が上がるにつれて、意外と粗暴で時に口汚いといった個性が見え隠れし、悪評も目立ち始めているという。
「グループ在籍時は一番人気だったあのですが、世間に広く認知されるようになったきっかけは、2021年10月に出演した『ラヴィット!』(TBS系)でしょう。同じTBSの『水曜日のダウンタウン』とのコラボ企画で、芸人からの遠隔操作に従って、大喜利の回答を言う役割で注目を集めました。当時は不思議ちゃんキャラで、つかみどころのないイメージが強く、『ぼく』という自称や舌足らずのしゃべりがウケていましたが、最近は毒舌キャラに転向しています」(業界関係者)
5月13日放送の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)に初登場したあの。その言動には、ネット上の視聴者から批判も出ていたようだ。
「あのは、出川本人に『番組に出たい』と自ら申し出たことで出演がかなったものの、電動バイクで通りすぎる街並みの静けさに『ヤバい、もう無理。こわーい』とつぶやいたり、バイクの充電をさせてもらうために民家を訪ねた際、『ピンポンするの? マジかよぉ』と、露骨に嫌そうな反応をしていました。さらに、厚意で充電させてもらえることになったにもかかわらず、住人に『ありがとう』を言うシーンもなく、ネット上では『態度が悪い』『本当に出たかったの?』などと、苦言が出ていましたね」(芸能ライター)
あのと同じく売れっ子のアイドルタレント・王林も、出たての頃とはだいぶ印象が変わり、好感度が下降気味のようだ。
「『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)への出演を機にじわじわと人気を伸ばしてきた王林。その津軽弁と天然ぶりを武器に露出を増やしていきました。最近では歌や女優業にも挑戦しています」(同)
一方でネット上では、「ビジネス訛り」という指摘や、濃くなっていくメイクに対し「前のほうがよかった」という意見も。さらに、「自分中心で他者へのあたりもキツい」といった批判も見受けられる。
「王林は、出身地である青森県を絶賛しながら『仙台はなんか中途半端』と発言するなど、他県を下げる発言をたびたびしています。また、彼女は金曜レギュラーとして『ヒルナンデス!』(同)に出演していますが、視聴者の中には『先輩芸人よりもガツガツしていて配慮がない』『気が強い言動が多い』と否定的な見方をする人もおり、人気の下落が危ぶまれます」(同)
タレント業で生き残るには、一にも二にも好感度。あのと王林共はそれぞれ、5年後もテレビで活躍しているのだろうか。