佳子さまと紀子さまは「ぎこちない」、愛子さまと雅子さまは「仲良し」皇室の母娘関係とは?
この春から一人暮らしをするという報道が相次ぎ、母・紀子さまとの不仲説が浮上している秋篠宮家の次女・佳子さま。一方で、天皇家の愛子さまと母・雅子さまには、これまでそういったうわさは聞いたことがないが、お二人はどのような母娘関係を築いているのか。皇室ウォッチャー・X氏に話を聞いた。
――ここ最近、佳子さまと紀子さまの間に溝が生じているという話が盛んに報じられています。一方で愛子さまと雅子さまはどのような母娘関係なのでしょうか?
皇室ウォッチャーX氏(以下、X) お二人はとても仲が良い母娘と聞いています。秋篠宮家の紀子さまと佳子さまは、どこかぎこちない印象を与える場面がたまにあるので、余計にそう感じてしまいますね……。
先日天皇ご一家は、ウィーン少年合唱団の公演を鑑賞されましたが、その際、雅子さまと愛子さまが、とても自然に、和やかにお話されているお姿が印象に残っています。またコロナ禍の影響で、愛子さまが大学に通えなかった際も、御所の敷地内で職員を交えながら、母娘でバドミントンやバレーなどを楽しまれていたとか。天皇家を知る方々は、コミュニケーションをよく取る母娘と話しているそうですし、お二人は堅い信頼で結ばれていると思います。
――愛子さまと雅子さまの母娘関係を示すような具体的なエピソードはありますか。
X 愛子さまが学習院初等科時代に不登校になってしまったとき、雅子さまが学校や行事に付き添われるなど、母娘の絆は昔から相当強いです。過去には心身の好不調の波が重なることも多く、世間から「一卵性母子」と言われ、批判を受けた時期もありましたが、「娘を絶対に守る」という雅子さまのご意思が、現在の母娘のゆるぎない絆につながっているのでしょう。
一方で愛子さまがまだ幼い頃、ご自宅や外出先で雅子さまが体調を崩して一旦休まれているときには、愛子さまが心配して、雅子さまに寄り添われていたこともあったそうです。昔から、お互いに支え合われているご関係なのでしょう。
――お二人が、そのような母娘関係を築けた理由はなんでしょうか。
X 雅子さまは結婚後、長年子どもに恵まれず、世間からの「早くお世継ぎを」という声が次第に大きくなり、かなりのプレッシャーを感じていらっしゃいました。そんな中で待望の第一子・愛子さまを出産され、当時、会見で涙されるほどお喜びになっていたんです。皇位を継承できる男子ではなかったため、世間からは心ない声もありましたが、雅子さまはそうした嫌な空気を打ち消そうと、育児に奔走されるようになった印象があります。
一方の愛子さまも、「自分のことを心の底から愛してくれている」という実感がおありだからこそ、雅子さまを心から慕っており、こうしたことから、お二人はいつもお互いを気にかけ、支え合うご関係になることができたのだと思います。