春ドラマで“株を下げそう”な俳優4人! 田中みな実に「ミスキャスト」の指摘も
3人目は、『Dr.チョコレート』で主演を務める坂口健太郎。同作は天才外科医チームを描く医療モノで、坂口は10歳の天才外科医・寺島唯(白山乃愛)の代理人である“Teacher”こと野田哲也を演じている。
ネット上では、「坂口さん、超かっこいいいし、優しいセリフ回しが大好き」「この非現実的な世界観を、ナチュラルに演じられる坂口健太郎がすごい!」と好意的な声が続出。同作の坂口にメロメロになっている視聴者も多いようだ。
一方で、日テレは2月、坂口が同作に続いて7月クールでも同局系日曜ドラマ(日曜午後10時30分~、読売テレビ制作)で主演を務めると発表。
同局はこの“超異例”の編成を「坂口健太郎、2クール、2COOL。」というダジャレを用いたキャッチコピーで煽っているが、業界内では、坂口の事務所、日テレ、読売間での「単なる情報共有ミス」とのうわさも……。
当然、2クール連続で“不発”ともなれば、COOLどころか、坂口の株を落としかねない。そのため、先行で放送される『Dr.チョコレート』は「絶対にコケられない」状況ともいえるのだが、初回8.6%だった世帯平均視聴率は、第3話で5.7%まで下落。
視聴率ダウンは主演俳優だけのせいではないにせよ、坂口の名誉のためにも、今後の伸びに期待したいところだ。
『あなたがしてくれなくても』田中みな実が「田中みな実」にしか見えず?
最後は、“セックスレス”をテーマにした奈緒主演『あなたがしてくれなくても』で、ファッション誌「GINGER」(幻冬舎)の副編集長・新名楓役を演じる田中みな実を挙げたい。
同作は、主人公・吉野みち(奈緒)と夫の陽一(永山瑛太)、みちの上司・新名誠(岩田剛典)と妻の楓という2組の夫婦の葛藤を描く物語。世帯平均視聴率は4~5%台とイマイチながら、TVerの“お気に入り数”は119.3万人(5月12日現在)を誇り、放送中の連ドラではトップとなっている。
田中は、「今の私にとってセックスは、ただの疲れを伴う性行為」「(もし妊娠したら)セックスが私の夢を壊すかもしれない」と仕事モードを貫く役どころ。
自らブラジャーを外すなど、過激なシーンも全力で演じている田中だが、ネット上では「演技のうまい俳優たちの中で、1人だけ浮いてる」「悪くないんだけど、演技が本業の役者で見たかったな」とミスキャストを指摘する声も。
田中は良くも悪くも「田中みな実」としてのパブリックイメージが強烈であるためか、「役として見れない」と感じる視聴者は少なくないようだ。