キンプリ・永瀬廉、ジャニーズWEST・重岡大毅……演技派ジャニーズを生かしきれない日テレ
芳根京子が主演を務め、ジャニーズWEST・重岡大毅も出演している連続ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系、以下『それパク』)。5月10日放送の第5話が世帯平均視聴率4.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど苦戦が続いており、業界内からは「日テレはジャニーズ事務所の“次世代演技派俳優”を連ドラに起用しても、うまく生かしきれていない」(芸能ライター)と指摘されているという。
同作は、奥乃桜子氏の小説『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』(集英社)を原作とするお仕事ドラマ。飲料メーカーの開発部員・藤崎亜季(芳根)と、知的財産のプロで弁護士資格を持つ北脇雅美(重岡)のバディが、さまざまな“パクリ問題”に立ち向かう姿が描かれる。
「日テレ系『水曜ドラマ』枠で4月期ドラマとして放送を開始した『それパク』ですが、初回世帯平均6.0%で発進後、4.5%(第2話)、4.3%(第3話)と後退し、第4話で3.4%まで下落。最新の第5話で4%台に戻ったとはいえ、厳しい状況に変わりありません」(同)
なお、これまで日テレのゴールデン・プライム(GP)帯で放送されてきた連ドラのうち、歴代最低の全話平均視聴率を記録したのは、2003年1月期に真中瞳が主演を務めた『メッセージ~言葉が裏切っていく~』と、昨年7月期にKing&Prince・永瀬廉が主演した『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(以下『新・信長公記』)。どちらも4.4%だったが……。
「『それパク』も現時点での平均が4.4%となっており、この調子では、日テレGP帯連ドラの視聴率ワーストを更新してしまいそう。芳根は久々の連ドラ主演とあって、ファンや日テレ側も期待していたとみられるだけに、なんとか巻き返してほしいです」(同)
そんな日テレだが、昨年の『新・信長公記』に続き、今回『それパク』も視聴率不振とあって、業界内の一部関係者から心配の声が上がっているようだ。
「『新・信長公記』主演の永瀬も、『それパク』でメインキャストに起用されている重岡も、ともにジャニーズの次世代演技派俳優と目される存在。局としても彼らには期待していたでしょうが、どうにも生かし切れていない印象があります。制作サイドは、彼らの演技力を生かし、かつヒットにつなげる企画を熟考する必要がありそうです」(同)
物語の折り返しを迎える『それパク』だが、現状からの大逆転はあり得るのだろうか。
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