Snow Man・岩本照、『それスノ』ゴールデン初回放送で「この9人でよかった」告白のワケ
Snow Manの冠バラエティー番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)。ゴールデン帯“昇格”後初の放送となる4月28日は、「9人ダンス日本一決定戦 2時間SP」が行われた。
同番組は、2020年3月に深夜帯で地上波特別番組が放送。その後、動画配信サービス「Paravi」でのレギュラー配信や特番第2弾を経て、21年4月からはTBS系毎週日曜午後1時枠でレギュラー化し、このたび金曜午後8時に引っ越すことに。
Snow Manは、22年9月13日放送回で「9人ダンス日本一決定戦 第1弾」を実施。ダンサーのTAKAHIRO率いる「ダンス最強芸能人」チーム、高校日本一のダンス部「山村国際高校」チームの2組と対決し、見事優勝した。
今回はまず、本番1カ月前に、Snow Manメンバーが『2022年日本高校ダンス部選手権』で優勝した大阪府立久米田高校ダンス部を訪れるところからスタート。Snow Manのサプライズ登場に、生徒たちが驚きと歓声を上げる中、前回同様ダンサーTAKAHIRO率いる「最強芸能人チーム」と、さらに世界最高峰のダンスコンテスト『World of Dance Championship 2022』ジュニア部門で優勝した「最強キッズチーム」のKirameki☆glitter(キラメキグリッター)、そしてSnow Manの4組で対決することが告げられた。
ルールは、各チーム9名が、4曲の課題曲で対決。1曲目はマイケル・ジャクソンの「スリラー」(1982年)、2曲目がビヨンセの「ラン・ザ・ワールド」(2011年)、3曲目は自由曲、4曲目がイディナ・メンゼルの「レット・イット・ゴー」(13年)となっている。
Snow manは振り付けを岩本照、衣装はラウールが担当することになり、メンバー全員が集まれた本番10日前から本格始動。9人が集まれる日はこの日を含めて3日間しかないという。
この日のスケジュールについて佐久間大介は、「今日、『滝沢歌舞伎』7時間リハやって、今ここ来て(ダンスを)覚えて、この後MVのリハーサルやって……」と告白。正午から午後7時までは1週間後に本番を控えたグループの主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の稽古、8時から10時は番組のダンス練習、10時から翌1時までは5月に発売する3rdアルバム『i DO ME』のMV撮影のダンス練習と、ハードスケジュールであることを明かす。
また、目黒蓮は「覚える量でいったら、前回の比にならないんじゃないですか」と前回よりも振り付けが多いと発言。宮舘涼太は「夢の中でも歌舞伎してますね」と話し、向井康二に至っては「ごめんやけど、バラエティーのコメントする余裕はないです」などと漏らしながら、全員で必死にダンス練習をしていた。
そんな彼らは、自由曲にジャニーズソングを使って勝負する模様。深澤辰哉からKAT-TUNの「Real Face」(06年)、宮舘からV6の「愛なんだ」(97年)などの案が出る中、阿部亮平が提案したSMAPの「オリジナルスマイル」(94年)に決定した。
本番が近づく中、メンバーはそれぞれの仕事現場で自主練習をするなどし、深澤は「高校生チームなんかほぼ毎日あって練習しているからこそ、やるしかないんです」と努力を重ねる。本番2日前に全曲の振り付けを変更するなどのトラブルもあった中、いよいよ当日。
9人で円陣を組み、岩本は「俺ら9人が揃うまでいろんな奇跡もあった」「勝とうと思わなくていい。全部出せばいい。とにかくみんなが『この瞬間最高』って思うことが大事。いくぞ!」と檄を飛ばし、全員が「よっしゃー!」と気合いを入れた。
彼らは「スリラー」で表現力豊かにコミカルなダンスを魅せ、「オリジナルスマイル」ではアイドルダンスを披露。「レット・イット・ゴー」のサビの部分では、黒衣装から白衣装に一瞬で着替えるというジャニーズ伝統の“早着替え”も取り入れたパフォーマンスを行った。
踊り終えた岩本は、「今回(見ている人を)楽しませるだけじゃなく、このメンバーみんなが本気になれるものを創りたいなと思って」「みんなの表情見る限り、全力を出せたんじゃないかなって思うのと、この9人でよかったなとあらためて思いました」と、うれしそうにコメント。
今回審査員を務めたのは、ダンサーのSAM、夏まゆみ、Maasa Ishihara、GENDAIの4人。ビジュアル、構成、エンターテインメント、テクニック、スペシャリティー(各審査員の全体的総合評価)を1人100点、合計400点満点でジャッジし、結果は久米田高校ダンス部と最強芸能人チームが370点で並び、Kirameki☆glitter 378点、Snow Man379点と、わずか1点差でSnow Manが優勝。2連覇を果たした。
なお、ネット上ではこの結果に「出来レース感否めない」「小学生チームのほうがダンスがうまかった」「やらせっぽかった」と疑問を抱く意見もあったものの、「どのチームも本気でぶつかる姿に涙涙でした」「鬼のようなハードスケジュールの中、あのクオリティまで仕上げて楽しそうに踊ってるSnow Manたちかっこよすぎる」「本当に9人でいてくれてありがとう」など、感動の声が寄せられていた。
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