滝沢秀明氏、「TOBE」オーディションが「まんまジャニーズ」? 映像公開でファン驚き
昨年11月1日、ジャニーズ事務所を退所したことが明らかになった滝沢秀明氏。今年3月にアーティストをプロデュースする会社「株式会社TOBE(トゥービー)」の設立を発表し、このほどオーディションが始動したという。公式YouTubeでその模様を公開したところ、ネット上で「タッキーは第二のジャニーズ事務所を作ろうとしているのかな」「まさにジャニーズのオーディション」と話題を呼んでいる。
今井翼とのユニット・タッキー&翼として活動していた滝沢氏は、2018年末をもって芸能界を引退。その後は関連会社・ジャニーズアイランド社長や、ジャニーズ事務所副社長に就任し、後進の育成に携わってきた。しかし昨年秋、ジャニーズを電撃退社。数日後にはTwitterとインスタグラムを開設し、SNSでファンとの交流を図るなど、異例の動きを見せた。
「今年3月21日、滝沢氏はTwitterの音声サービス・スペースで配信を実施し、『今後に関していろいろ考えた結果、僕はやはりもう一度エンターテイメントの人生を歩もうと決意いたしました』と報告。アーティストをプロデュースする会社『株式会社TOBE』を立ち上げ、新人募集を行うと宣言したんです」(ジャニーズに詳しい記者)
そして、公開された「TOBE」の公式サイトでは「TOBEのプロデュースで新しい世界を舞台に活躍する、次の才能を探しています」(原文ママ、以下同)と、オーディション概要を告知。募集期間は「常時」で、応募資格は「日本国内在住の方」「審査過程においてテレビ・WEB・その他媒体にて出演可能な方。合格後のレッスンに参加可能な方」と説明。「既に特定の芸能プロダクション等の団体に所属または契約されている方は応募いただけません」といった注意事項も記されていた。
以降、水面下で選考が進んでいたようで、4月23日には、「TOBE OFFICIAL」名義のTwitterアカウントが「TOBEオーディション 始動しました! 気になる様子は公式YouTubeで紹介しています。ぜひご覧ください♪」と情報を発信した。
「実際にアップされている動画『TOBE New Star EP.01~Audition in TOKYO~』(23日公開)を見てみると、背格好などから小中学生とみられる男子が、数多く参加していることがわかります。ダンスレッスンの模様や、一芸を披露する場面も映っていました。なお、大半の子はマスクをつけており、顔がハッキリ見えないよう、編集も施されていたので、参加者の詳細が明らかになるのは、もう少し先になりそうですね。なお、動画の再生回数は26日午前9時時点で15万台を記録しています」(同)
この映像を受けて、ネットユーザーからは「タッキー、もっと大きい子を育てていくのかと思ったけど、めっちゃ小さい子たちだね。男の子しかいないし、まさにジャニーズじゃん」「タッキーのオーディションが新事務所の規模じゃなくてビックリ。“ジャニーズ潰し”レベル」「まんまジャニーズJr.のオーディションだね。タッキーが本気で事務所を作るという気持ちが伝わってきた」「タッキーの事務所が“ジャニーズイズム”を継承するってことかな」などと驚きの声が上がった。
一方で、現在のジャニーズ事務所といえば、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題で大揺れしている最中だ。今年3月、英国の公共放送・BBCがジャニー氏の“性虐待”疑惑に迫るドキュメンタリー番組『The Secret Scandal of J-Pop』を放送。さらに、かつてJr.として活動していたアーティストのカウアン・オカモト(当時は「岡本カウアン」名義で活動)が4月12日に記者会見を開き、「初めて性行為を受けたのは2012年3月、中学を卒業する直前だったと記憶しています」「合計で15~20回ほどジャニーさんから性的被害を受けました」などと証言した。
あらためて、“ジャニーズの闇”が浮き彫りになったタイミングとあって、前述の動画のコメント欄には「どうか、誰も悲しむことがなく輝ける場所になりますように……」「この子たちが夢に向かってエンターテインメントの道を真っ直ぐに歩ける事務所になることを期待しています」「誰もつらい思いをしたりすることがない世界であってほしい」「滝沢くんを応援しています」といった応援のメッセージが多数寄せられている。
滝沢氏がどんな人材を発掘し、プロデュースしていくのか、今後の展開に注目が集まる。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン