Snow Man、人気ゆえの混乱――ドームチケット高額転売、『滝沢歌舞伎』は“偽アカ”出現
5月26日~7月2日にかけて、4大ドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』を行うSnow Man。4月19日にはファンクラブ(以下、FC)会員を対象としたコンサートチケットの当落結果が発表され、SNS上では落選報告が相次いだ。現在、破竹の勢いを見せているSnow Manだけに、ドームツアーに加えて現在上演中の舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』のチケットも高額転売されているという。
「Snow Manは、今年3月発売の最新シングル『タペストリー/W』が、初週90.3万枚(オリコン調べ)を売り上げるなど、大ブレーク中。彼らは2020年1月にCDデビューしましたが、年々ファンが増えているため、今や“チケットが取れないグループ”とも言われています。4月19日にドームツアーの抽選結果が明らかになったところ、ネット上では『全滅だった。今までコンサートも舞台のチケットも一度も当たったことがない』『もうFCに入っている意味がない……』と嘆く声が続出していました」(ジャニーズに詳しい記者)
しかし当落発表の直後、チケットの転売行為が横行。チケット売買サイトには複数のチケットが出品された。FCのチケット料金は8,800円だが、最高額は55万円で、6,000円~4万円台などは軒並み「取引中」となっている(21日時点、以下同)。
さらに、4月8日から東京・新橋演舞場にて公演中のSnow Man主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』のチケットも高騰。同作は滝沢秀明から座長を引き継いだ『滝沢歌舞伎』シリーズの集大成。FCのチケット料金はS席(1階・2階)が1万3,000円、A席(3階)は7,000円だが、一部売買サイトでは最安値が5万7,000円、最高額はなんと60万円。A席のチケットも、5~8万円台で取引されている。
そんな『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』は、日本全国の映画館で生中継(ライブビューイング)を開始。実施するのは4月19日~30日までの15公演で、鑑賞料金は4,400円(税込)。初日の19日は午後1時、5時30分開演の昼・夜両部で行われ、ネット上のファンの書き込みによれば、平日ながら満席の劇場もあったとのこと。公演自体のチケットが激戦だっただけあって、ライブビューイングも大盛況のようだ。
「鑑賞チケットは映画館によって販売日が異なるため、すべての上映回が完売(満席)になっているわけではありません。ただ、例えば21日午後1時開演の回は、都内の新宿バルト9、TOHOシネマズ池袋、イオンシネマ板橋など一部の劇場では売り切れになっている回も出てきています」(同)
一方で、ライブビューイング初日には「滝沢歌舞伎ZERO FINAL 映画館生中継!!」(@tkz2020_movie)名義の公式Twitterアカウントが“注意喚起”の画像をアップした。4月8日から、同アカウントの偽物や、「無料で視聴などの記載と共にTV生中継を謳うTwitterの存在が確認」(原文ママ、以下同)されているという。これらは、「滝沢歌舞伎ZERO FINAL 映画館生中継!!」アカウントのロゴを使用しており、ユーザーネーム、文章、投稿内容は公式のものを模して発信しているそうだ。
また、「偽アカウントから送信されたDM(ダイレクトメッセージ)に記載されたURLのクリックや個人情報の入力を行ってしまうと、受信者側の情報が発信者に取得され、悪用される可能性がございます」「現在、Twitter社側へなりすましアカウントであることの報告など対応を行っております」とも説明し、警戒を呼びかけていた。
最後とあって、多くの人々が鑑賞のチャンスを狙っている『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』。ライブビューイングの興行収入や、動員数にも注目が集まる。
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